ブックレビュー
講師や生徒のおすすめ本の紹介です。読書感想文にもおすすめです。
ブックレビュー一覧
[か] カズコ・G・ストーン 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
やなぎむらに冬がきました。やなぎハウスは暖かなのですが、風が強い日にはすきま風が入ってきます。そこで、虫たちは暖かな布団を探しに、野原に出かけました。冬にピッタリの絵本です。
[ぱ] トミー・デ・パオラ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
貧しい人々にも富める人々にも変わることのなく、ジャグリングの芸に生涯をささげた道化師の物語。絵本の読み聞かせに慣れてきたころに、子どもに必ず読んでもらいたい一冊です。
[な] 梨木香歩 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
直立したハリネズミのような姿で、手のひらほどの大きさのヤービは、ある日、マッドガイドウォーターのほとりで人間に出会います。 初めて出会う人間から渡されたのは、ミルクキャンディーでした。自然との関わりや命をつないで生きるということについて考えるきっかけになる一冊です。
[ば] ロバート・バリー 対象の目安:就学前 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
もうすぐクリスマスです。見たことのないくらい大きなツリーの先を切ったら、小さなツリーができました。小さなツリーの先を切ったら、もっと小さなツリーが。これでもかというくらい続く「くりかえし」の楽しい、クリスマスにぴったりの絵本です。
[な] 長尾玲子 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
もうすぐクリスマス。しんちゃんは、友だちになってくれるクマさんがほしい、とサンタさんに手紙を書きました。ところがサンタさんは、うっかりしんちゃんのプレゼントのことを忘れてしまい、クマさんをじぶんで作ることにしました。刺しゅうによって描かれる、心あたたまる絵本です。
[ふ] マーカス・フィスター 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
あおい海のそこに、にじうおという、きらきらしたぎんいろのうろこをもつ魚がいました。にじうおは、うろこをじまんして、みんなと遊びません。気がつくと、にじうおはひとりぼっちになっていました。大切なものを人と分かち合うすがすがしさについて、考えるきっかけになる一冊です。
[ば] ニック・バターワース 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
のうじょうの馬車おきばにすむノネズミのロッティとジャックは、いじわるなネコにこまっていました。そこで、イエネズミのルー・チーに相談すると、ネコをあっといわせるとっておきのプレゼントを思いつきます。ネズミたちが、知恵を使ってピンチをのりこえる、小気味良く楽しいお話です。
[べ] エルサ・ベスコフ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
人形作りのむすめさんの家の床下には、トムテ(小人)たちが住んでいます。クリスマスの二週間前の月夜こと、トムテのヌッセは、品物の箱につめられて、おもちゃ屋へ運ばれてしまいます。
[お] クリス・ヴァン・オールズバーグ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
クリスマス・イブの夜中、「ぼく」は、ベッドに横になり、サンタのそりの鈴の音が響くのをじっと待っていました。友だちは、「サンタなんて、どこにもいないんだよ」なんて言うけれど、そんな言葉を「ぼく」は信じないのです。やがて、家の前に、白い蒸気につつまれた機関車・急行「北極号」が現れます。
[で] クリステル・デモワノー 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
ハロウィンについて、やさしく説明している絵本なら、この本が一番。ハロウィンの意味や、カボチャランタンを作る理由など、ハロウィンにまつわるさまざまなことを、魔法使いの女の子・ビビの物語を通して知ることができます。きっと、ハロウィンが楽しみになりますよ。
[こ] 小林ゆき子 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
ジーナは、なかよしのサリーといっしょに、ハロウィンのカボチャランプをつくりました。でも、サリーのランプばかりほめられているのが、ジーナにはおもしろくありません。サリーといっしょにハロウィンパーティにいくはずだったのに、ジーナはひとりでパーティへいきます。ところが、まじょにかそうした女の子につれられていったところは、ほんもののおばけたちのあつまるパーティでした。
[へ] レンナート・ヘルシング 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
おおぐまくんと、こぐまくんが、仲良くごちそうをたべていました。すると、こぐまくんの口に小さなタネが入ってしまいます。そのタネを植えてみると、大きなかぼちゃができました。
[い] いわむらかずお 対象の目安:就学前 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
「これはかぼちゃのたね、いのちのつぶだよ」
14ひきのねずみの家族は、おじいちゃんが大切にしていたかぼちゃのたねを、まくことにしました。家族みんなで力を合わせてつくった畑で、たぼちゃのたねは芽を出しぐんぐん育っていきます。実りへの感謝の気持ちと、家族で分かち合う喜びが描かれた、秋にピッタリの絵本です。
[ほ] キャサリン・ホラバード 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
ハロウィンの夜、アンジェリーナはなかよしのアリスとふたりで、ほたるのかそうをします。いもうとのポリーも、ほたるになりたかったけれど、ちいさいので、シーツをかぶっておばけになりました。家々をまわり、村はずれのふるびたおやしきをぼうけんするアンジェリーナたち。ところが、村にかえってみると、シーツをかぶったおばけは、ポリーではなくなっていました。
[し] エリカ・シルバーマン 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
まじょがハロウィンのおまつりのために、かぼちゃのパイをつくろうと考えました。ところが、いくらひっぱっても、大きくそだったかぼちゃは、びくともしません。ゆうれいに、ドラキュラに、ミイラ男に、さまざまなおばけたちが、ちょうせんしますが……。ロシアの民話『おおきなかぶ』を連想させる、くりかえしが特徴のこの本は、声に出して読みたい一冊です。
[く] ヘレン・クーパー 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
森のなかのふるぼけた白い家で、ねことりすとあひるは、協力して仲良くくらしていました。かれらの家は、いつもかぼちゃスープのいいにおい。ねこがきりわけ、りすがかきまぜ、あひるがしおであじつけをするのが役目でした。ところが、あるできごとから、あひるとりすが大げんか。あひるは、家を出ていってしまいます。
[あ] ロンゾ・アンダーソン 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
ハロウィンの夜、おばけにへんそうしたファラディはわくわくしながら、ハロウィンパーティへでかけます。すると、満月の中に、空を飛ぶ魔女のかげを見かけます。ファラディは、好奇心のままに、魔女をおいかけ森の中へ入っていきます。そこで見たものは、大鬼、小鬼、魔女たちのパーティでした。
[さ] 斉藤洋 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
飼い猫のルドルフは、トラックの荷台で気を失ってしまい、遠く離れた町にたどり着きます。その町で出会ったのは、とてつもなく大きなトラねこ「イッパイアッテナ」でした。ルドルフは、イッパイアッテナから、のら猫として生きていくための「教養」を学ぶことになります。
[さ] さとうまきこ 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
夏休み、どこにもでかけられなかった純。九月一日、いつもの朝を迎えるはずでした。しかし、夜中に起きてみると、家はジャングルの中。カレンダーには、「九月◯日」と書いてあります。それは、あるはずのない、冒険の一日の始まりでした。