- 作者名:レンナート・ヘルシング
- おすすめ:小学校1~2年
- ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
- キーワード:秋 ハロウィン 声に出して読みたい 旅
内容紹介
おおぐまくんと、こぐまくんが、仲良くごちそうをたべていました。すると、こぐまくんの口に小さなタネが入ってしまいます。そのタネを植えてみると、大きなかぼちゃができました。かぼちゃのなかをくりぬいて、引っ越しがすんだら、海の旅へと出発です。
考えてほしいこと
読む前に問いかけてほしいこと
- 飛行船がどうやって空を飛んでいるか知っていますか? お父さんやお母さんに聞いてみましょう。
- 種をまいて、野菜や花を育てたことはありますか? ある人は、その時の気持ちを思い出してみましょう。
読んだ後に考えてほしいこと
- くまたちは、なぜかぼちゃに引っ越したのでしょうか? ふりかえってみましょう。
- もしも、あなたのまいたタネが大きな実をつけるとしたら、どんな実がいいですか? その実で何をしたいですか? 想像してみましょう。
関連ワークショップ
リテラでは、毎年、手のひらサイズのカボチャランタン作りのワークショップを開催しています。
この本について
ハロウィンのランタン作りに使われる大きなかぼちゃ。絵本のくまさんたちは、大きなかぼちゃをくりぬいて、船にしたかと思うと、次にはなんと飛行船にしてしまいます。他にもどんなものが作れるか想像してみるのも楽しいでしょう。
どんな時でも「それもまたたのし」と楽しむ二匹の姿は、子どもたちに生きる知恵を教えてくれます。詩のような繰り返しの文章の響きが魅力的な絵本なので、ぜひ、お子様と一緒に声に出して読んでみてください。
カテゴリー: ブックレビュー