リテラの講師は、国語のプロであると同時に、子どもたちの心を育むサポーターでもあります。お子さまの発達と個性に徹底的に寄り添い、得意を伸ばし、苦手を克服するための最適な学習をデザインします。
受験や成績でよい結果を得るだけでなく、その先の未来を自分でつくる力を育んでほしい。そして、ことばと行動で、多くの人を導くリーダーになってほしい。そう願いながら、一人ひとりに向き合っています。
小学校2年生のAさんは、自分の気持ちを表現するのが苦手でした。ご家族に「どうしたい?」と聞かれても、ご自分の意見をなかなか言うことができませんでした。日記の宿題でも、何を書いたらいいのかわからず、いつも苦労をしていたそうです。最初は緊張していたAさんでしたが、安心できる雰囲気の中で、会話や観察などの課題に取り組んでいきました。どんどんことばが出てくるようになったAさんは、年度末の発表会で、大好きな物語についてみんなに発表することができました。
画像はイメージです
読解問題の成績が振るわず、焦りと苦手意識ばかりが募っていたD君。やればやるほど、正解がわからなくなるという悪循環の中にいました。教室では、講師とともに、文章に丁寧に向き合うことからはじめました。答えを文章の中に探すのではなく、まずは自分自身の中に、情景や論理展開をイメージしなければならないことに気づいたD君。本に囲まれた空間で、いつの間にかなくしていた読書習慣を取り戻し、読解問題も楽しめるようになりました。
画像はイメージです
もともと読書が大好きなBさんでしたが、学校の作文課題では、どんなふうに文章を書いたらいいのか、わからなくなることがありました。「書きことば」の練習を通して、書き出しや接続詞など、わかりやすく伝えるための具体的なポイントを練習していきました。文の流れを作れるようになったBさんは、起こった出来事だけでなく、そこにどんな意味があるのかを考えるようになりました。公立中高一貫校の作文課題でも、自分自身の物語を自信を持って書くことができました。
画像はイメージです
学校での言語表現や発表の授業を苦手としていたEくん。どうすれば論理的な分析や文章表現ができるのか、悩んでいました。論理の構成要素や文章表現の型を学び、テーマについて講師と話し合う中で、次第に、自分の意見を論理的に構築できるようになりました。自分の中にある「考える楽しさ」を再発見したEくんは、自分の進路についても積極的に考えはじめたようでした。
画像はイメージです
近年、受験へかけるご家庭の思いは多様化しています。「合格」だけでなく、「努力する機会を作りたい」「ハイレベルな授業を受けてほしい」「友だちと切磋琢磨してほしい」「チャレンジする経験を積んでほしい」といった目標を第一に掲げるご家庭も増えています。
リテラの受験における第一の目標は、お子さまの成長です。受験の結果に関わらず、お子さまの成長は続いていきます。その長い過程の中で、何を得てほしいのか。結果が不確かだからこそ、受験をすることの確かな意味が問われます。一人ひとりの成長のテーマと、ご家庭の願いに寄り添いながら、共に未来を模索していきます。
「言葉が使えないと太刀打ちできない」
公立中高一貫校の検査には、単純な暗記問題や計算問題は出題されません。問題文を読み解く時、順序立てて考える時、そしてわかりやすく答える時、すべてに言葉の力が求められます。また、作文課題では、自分の体験や意見を、段落を分けながら書くという高度な言語技術が求められます。リテラでは、書き方だけでなく、その内容まで、生徒とともに考え、表現への自信を育んでいきます。
「読むとはどういうことか」
受験読解では、点数が安定しない、伸びない、といったお悩みをよく伺います。算数・数学のように明確な答えがないため、国語に対して苦手意識をもってしまう子も多くいます。学習塾で過去問を繰り返すほど苦手になっていく、そうした悪循環に陥ってしまうと、抜け出すのはなかなか大変です。リテラでは、一人ひとりの状況と理解に合わせ、「読む」とはどういうことかを根本から学び直します。
「新しい教育の流れと言葉の力」
大学共通テストでは、暗記問題だけではなく、教科を横断し知識を活用する力が求められるようになりました。また、大学ごとの選抜試験では、共通テストの成績に加え、小論文・面接・プレゼンテーションなど、様々な角度から人物を評価することになります。こうした新しい教育の流れにおいて、言語活動は大きな意味を担います。教室では、一人ひとりの目標と状況に合わせ、合格をサポートしていきます。
今やってることは必ずどこかで活きてきます。それに気づくのはいつになるか人それぞれですが、焦らずに自分のペースで進んでください。リテラの先生たちはそれを全力でサポートしてくれます。リテラで楽しく学び、是非自分の中の可能性を広げてください!!
自分が目にするものに興味をもち、それを自分で考えるというクセをつけることは、人生をより楽しく、幸福にしてくれると思っており、そのような姿勢はリテラで構築されたと思っています。その意味では、私は「心に残っている」のではなく「心になっている」の方が適切かもしれないですね。
どんな勉強においても「言語技術能力」は必要です。そんな言語技術に特化した勉強ができる教室はリテラだけです! 作文、要約の練習やたくさん読書ができる環境が本当に人生に役立ちます。また皆さんが今後大きくなってから、研究発表のようにプレゼン等をする機会が増えると思います。そんな場面でもリテラでの学びを活かすことができます。(実際、高校での授業のプレゼンも大学でのディベートも先生に名指しで褒めちぎられます笑 つまり成績も…笑)
ことばの力は、考える力そのものであり、生徒の発達とともに高度になっていきます。リテラでは、段階的に統合・発展していくモデルと、ことばの各領域にアプローチする教材課題群があります。
リテラの13年間のカリキュラムの、大まかなテーマのみをまとめたものです。実際の授業では、より細かなカリキュラムが、一人ひとりに合わせて組まれることになります。
読み聞かせの段階から、自らのキャリアをイメージする段階まで、一人ひとりの成長に寄り添います。
小学校低学年では、物事をよく見ること・気持ちを表現すること・できごとを捉えることを通して、表現への自信を育みます。
読書レベル | 読書の課題 | 書く | 対話する | 考える |
---|---|---|---|---|
読み聞かせ (前期) | 聞く集中力をつける | 運筆に慣れる ひらがな・カタカナが書ける | 相手に向き合う姿勢 | ものや感覚の名前を知る |
読み聞かせ (後期) | 出来事をつかむ | 書くことに親しむ | 話す・聞く姿勢 | 五感とことばをつなげる |
一人読みへの移行期 |
小学校中学年では、本質を捉えること・イメージの世界をつくること・体験を味わうことを大切にしながら、自分を育てていきます。
読書レベル | 読書の課題 | 書く | 対話する | 考える |
---|---|---|---|---|
多読(前期) | 物語に没入する 人物に感情移入する |
書き言葉を学ぶ イメージを言語化する 体験を書く |
伝える・理解する姿勢 | 物事の共通点を捉える イメージに意識を向ける |
小学校高学年では、概念を操作すること・体験を描写すること・事実を意味づけることを通して、受験で求められる水準を満たす表現力に到達するとともに、より高度な読解と思考力の基盤をつくります。
読書レベル | 読書の課題 | 書く | 対話する | 考える |
---|---|---|---|---|
多読(後期) | テーマをつかむ 物語の型を理解する |
テーマに沿って構成する 体験を描写する 意見文を書く |
自分と他者の違いを意識する | 論理の構成要素を学ぶ 概念を理解する 体験を意味づける |
中学生以上の子どもたちは、「自分は何がしたいのか」という将来の目標と、現実の課題を「どのように解決するか」を行き来しながら、「自分は何者なのか」を模索していくことになります。
読書レベル | 読書の課題 | 書く | 対話する | 考える | 自律学習 |
---|---|---|---|---|---|
分析的な読解 | 作品を分析する 抽象的概念を習得する |
論理的に表現する 内的イメージを描写する |
ディスカッション 体験の意味について話し合う |
立論の型を学ぶ 思考実験 |
学習の予定を組む |
能動的・多角的な読み | 目的を持って多角的に読む 思想を理解する |
他者に働きかける文章と表現 自己表現 |
意見の統合と問題解決 抽象語彙を用いた対話 |
複雑な現実・社会に向き合い、自らのキャリアをイメージする | 目標に向かって進む |
なぜ中学年(小3~小4)から本格的な準備が必要なの? 小学校中学年は、授業で扱う内容の抽象度が上がり、理解に差がつきはじめる時期です。中学受験を視野に入れる場合、この頃から本格的な準備を始めましょう。もちろん、受験をするかどうかわからない、受験をしないという場合でも、適切なサポートのもと、学習を充実させていくべき時期です。 この時期に特に力を入れてほしいのは、「基礎学力の定着」と、「学びに向かう姿勢」を育てることです。これは、中学受験だけでなく、これからの学習の土台となります。 基礎学力は、ことばの力とイメージの力 小学校中学年は、ことばの力が急速に成長する時期です。それにともない、学習する内容も、具体的な事柄から、小数や分数、体積など、抽象的なことがらに移っていきます。抽象的な概念を理解するには、ことばとイメージの力が必要。国語の文章理解だけでなく、算数の問題文や理科・社会の説明文の理解にも影響します。 ことばとイメージの力を豊かにする家庭での取り組み ① 読書習慣をつくる 読書に熱中する生徒さん 読書は、ことばの力の基礎です。特に小3~小4で、手当たり次第に本を読む「多読」の経験があると、語彙力や豊かなイメージ能力が身につきます。できれば、親子で同じ本を読み、内容について話し合う機会があるとよいでしょう。「読む」とは、単に書かれていることを理解するだけでなく、文章にこめられた意図や背景を理解することです。同じ本について話し合うことで、「テーマ」や「登場人物の心情」など、文章の奥にある抽象的なイメージを捉える視点が養われます。自分の好きなジャンルにとどまらず、本格的なファンタジーや古典文学、科学的な本など、幅広い本にふれ、語彙や知識を広げましょう。 読解問題に苦戦しているときは、一緒に問題を解いてみましょう。読解が苦手な要因とその克服方法については、次の記事をご覧ください。 読解が苦手な子の特徴と、その克服方法について、具体的な事例を交えながらご紹介します。 「読解力アップで受験を有利に進めるために」 ② 作文を書く機会を増やす 作文に集中する生徒さん 作文は、単に文章を書く力だけでなく、思考やイメージを言語化し、他者にわかりやすく伝えるためのスキルです。文章を書く際に求められるイメージ能力や集中力、語彙力は、学習の土台に直結する要素であり、作文を通してそうした …
なぜ低学年から準備が必要なの? 授業でひまわりの花を観察している様子 中学受験では、考える力そのものを問う問題が増えています。単に知識をつめこむだけでは乗りこえることができません。試験では、思考力や表現力、そして持続力も求められます。その基礎を築くのに適した時期が、小学校低学年なのです。 特に、作文は、これらの力を総合的に測ることができます。書くことには、問題解決能力や論理的思考力、表現力やメタ認知など、さまざまな力が求められます。低学年のうちから、これらの力を育てることで、確かな学力の基盤ができあがります。 なお、受験をしようかどうかまだわからない、受験をしない、というご家庭も多いかと思います。しかし、ここで挙げた力は、受験をするかどうかにかかわらず、今後の成長の礎となります。長期的な視野のもと、ぜひ低学年のうちから取り組んでみてください。 低学年のうちからはじめたい3つの習慣 ことばを知る「読書」、質感をともなう「体験」、そして体験をことばにする「作文」、この3つは、相互に関連し、質を高め合っていきます 小学校低学年は、ことばの発達にとって、とても大切な時期です。この時期に豊かなことばの環境をつくることで、子どもたちは自然に言葉の使い方や表現のしかたを身につけます。そのために、「読書をする習慣」「文章を書く習慣」「具体的な体験をする習慣」という3つのことを心がけましょう。 ① 読書をする習慣 教室の読み聞かせの風景 絵本や児童書、そして少し長い物語まで、幅広く本にふれることで、語彙力や表現力が身につきます。 特に、低学年のうちは、読み聞かせが欠かせません。物語を聞くことで、子どもたちはことばの使い方や物語の構成を学びます。また、読み聞かせは、子どものこころの発達をうながし、想像の世界を広げる力もあります。低学年の子どもたちは、まだ抽象的な概念を理解するのがむずかしいのですが、物語を通じて、さまざまな視点や考え方を学ぶことができます。 読み聞かせでは、いろいろなジャンルの本を読みましょう。絵本や童話だけでなく、自然科学の本など、さまざまな本にふれることで、幅広い知識と語彙が身につきます。また、読み終えた後に、キャラクターについて、あるいは結末について、おたがいの感想を話し合ってみましょう。物語を通じた思考力が深まります。 ② 文章を書く習慣 生徒とのコミュニケー …