リテラの生徒たち

taiwaリテラには、都立中高一貫校や私立難関校を目指す子・自分らしい受験を目指す子・読み書きの力を伸ばしたい子・個性と可能性を伸ばしたい子・最適な学習を模索する子と、さまざまな生徒さんが通っています。
幼稚園生から社会人まで、同じ教室で学ぶことを可能にしているのが、誰もに共通する本質的な学力を伸ばすカリキュラムと、一人ひとりの個性と目標に寄り添う講師の眼差しです。

保護者の声

  • 子どもに合った指導をしていただき、大変満足しています。教室にあるたくさんの本の中から、子どもの興味を引きそうな本を選んで下さるので、前よりも読書が好きになりました。(小2)
  • 先生方が子どもの性格や学力をちゃんと理解して、その子に合った授業をやっていただき、とても質の高い授業だと思っています。(小3)
  • 満足しています。子どものやる気、集中力をうまく引き出してくれています。先生方のおだやかな口調と本に囲まれた部屋も、家にはない空間で、心地よく勉強ができるのだと思います。(小3)
  • ひとりひとりに合った方法やスピードで、ただ問題を解くだけでなく、いろんな角度から学力向上につながるようなご指導をいただいています。たくさんの本を読むことの必要性や自分で時間を割り振って計画的に学習・生活することも大事ということなど、親としても勉強になります。いつもとても丁寧に向き合っていただき、子どもも進んで教室に通っています。ありがとうございます。(小3)
  • 安心して、信頼して、教室に通わせて頂いております。(小4)
  • 以前は作文が苦手で嫌いで文章を書くことを拒否していた息子でしたが、こちらで文章の書き方を教えていただいてから、特に苦労していた作文の書き始めに迷うことが少なくなり、すんなりと文章が書けるようになりました。こちらでお世話になって本当によかったと思います。(小6)
  • もちろん満足しています。教室に通いはじめて、作文に対して苦手意識がなくなりました。要旨や感想をまとめる時には、自分なりに構成を考え、感じた事や考えたことを少しずつ言葉で表現することもできるようになりました。(小6)
  • 大満足です。個人に合わせた、きめ細かい指導に頭が下がります。(中3)
  • 生徒の個性に合わせて、かつ、毎週「攻め方」を変えて飽きさせないようにされている所が良いですね。また、教室ではリラックスしているようで、先生方と色々日頃の生活についてお話ができているようです。(高1)

講師たちの願い

taiwa

リテラの講師は、国語のプロであると同時に、子どもたちの心を育むサポーターでもあります。お子さまの発達と個性に徹底的に寄り添い、得意を伸ばし、苦手を克服するための最適な学習をデザインします。
受験や成績でよい結果を得るだけでなく、その先の未来を自分でつくる力を育んでほしい。そして、ことばと行動で、多くの人を導くリーダーになってほしい。そう願いながら、一人ひとりに向き合っています。

リテラって?

  • リテラでは、ことばの関わる四つの領域へアプローチします。
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「自信を持って気持ちを表現できるように」

自信を持って気持ちを表現できるように

小学校2年生のAさんは、自分の気持ちを表現するのが苦手でした。ご家族に「どうしたい?」と聞かれても、ご自分の意見をなかなか言うことができませんでした。日記の宿題でも、何を書いたらいいのかわからず、いつも苦労をしていたそうです。最初は緊張していたAさんでしたが、安心できる雰囲気の中で、会話や観察などの課題に取り組んでいきました。どんどんことばが出てくるようになったAさんは、年度末の発表会で、大好きな物語についてみんなに発表することができました。

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「読解問題に自信がついた」

読解問題に自信がついた

読解問題の成績が振るわず、焦りと苦手意識ばかりが募っていたD君。やればやるほど、正解がわからなくなるという悪循環の中にいました。教室では、講師とともに、文章に丁寧に向き合うことからはじめました。答えを文章の中に探すのではなく、まずは自分自身の中に、情景や論理展開をイメージしなければならないことに気づいたD君。本に囲まれた空間で、いつの間にかなくしていた読書習慣を取り戻し、読解問題も楽しめるようになりました。

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「中高一貫校の作文課題も」

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もともと読書が大好きなBさんでしたが、学校の作文課題では、どんなふうに文章を書いたらいいのか、わからなくなることがありました。「書きことば」の練習を通して、書き出しや接続詞など、わかりやすく伝えるための具体的なポイントを練習していきました。文の流れを作れるようになったBさんは、起こった出来事だけでなく、そこにどんな意味があるのかを考えるようになりました。公立中高一貫校の作文課題でも、自分自身の物語を自信を持って書くことができました。

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「自分の意見を論理的に構築できるように」

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学校での言語表現や発表の授業を苦手としていたEくん。どうすれば論理的な分析や文章表現ができるのか、悩んでいました。論理の構成要素や文章表現の型を学び、テーマについて講師と話し合う中で、次第に、自分の意見を論理的に構築できるようになりました。自分の中にある「考える楽しさ」を再発見したEくんは、自分の進路についても積極的に考えはじめたようでした。

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教室の受験への考え方

学力だけでなく、心を育てる受験を

教室の受験への考え方

近年、受験へかけるご家庭の思いは多様化しています。「合格」だけでなく、「努力する機会を作りたい」「ハイレベルな授業を受けてほしい」「友だちと切磋琢磨してほしい」「チャレンジする経験を積んでほしい」といった目標を第一に掲げるご家庭も増えています。
リテラの受験における第一の目標は、お子さまの成長です。受験の結果に関わらず、お子さまの成長は続いていきます。その長い過程の中で、何を得てほしいのか。結果が不確かだからこそ、受験をすることの確かな意味が問われます。一人ひとりの成長のテーマと、ご家庭の願いに寄り添いながら、共に未来を模索していきます。

指導合格実績一覧

▼クリックして指導合格実績を見る
これまでの講師・教室の指導合格実績を記載しています。 すべての受験には、一人ひとりの物語があります。 今後も、偏差値ではなく、受験を通したそれぞれの成長を大切にしてまいります。

学校一覧(50音順)

中学校

公立
桜修館中等教育学校・小石川中等教育学校・白鴎高等学校附属中学校・さいたま市立浦和中学校
私立
青山学院中等部・麻布中学校・足立学園中学校・浦和明の星女子中学校・江戸川学園取手中学校・桜蔭中学校・海城中学校・開成中学校・開智中学校・かえつ有明中学校・学習院中等科・学習院女子中等科・春日部共栄中学校・神田女子中学校・北豊島中学校・吉祥女子中学校・暁星中学校・慶應義塾中等部・慶應義塾普通部・慶應義塾湘南藤沢中等部・光栄VERITAS中学校・攻玉社中学校・國學院大學久我山中学校・駒込中学校・駒場東邦中学校・埼玉栄中学校・サレジオ学院中学校・実践女子学園中学校・品川女子学院中等部・芝中学校・渋谷教育学園渋谷中学校・渋谷教育学園幕張中学校・十文字中学校・昌平中学校・城北埼玉中学・城北中学校・女子聖学院中学校・巣鴨中学校・逗子開成中学校・聖学院中学校・世田谷学園中学校・専修大学松戸中学校・洗足学園中学校・高輪中学校・筑波大学附属駒場中学校・東京女学館中学校・東洋英和女学院中学部・トキワ松学園中学校・獨協埼玉中学校・獨協中学校・中村中学校・日本大学第一中学校・日本大学第二中学校・日の出中学校・日出学園中学校・広尾学園中学校・雙葉中学校・宝仙学園中学校・三輪田学園中学校・武蔵中学校・安田学園中学校・山脇学園中学校・立教女学院中学校・流通経済大学付属柏中学校・早稲田中学校・早稲田実業学校中等部・和洋国府台女子中学校

高校

公立
墨田川高等学校・小台橋高等学校・北園高等学校・駒場高等学校・忍岡高等学校・東京工業高等専門学校
私立
郁文館高等学校・関東第一高等学校・共栄学園高等学校・桜丘高等学校・正則高等学校・東洋女子高等学校・日本工業大学駒場高等学校・日本大学豊山高等学校・武蔵野音楽大学附属高等学校・武蔵野星城高等学校

大学

国立
千葉大学・筑波大学・東京工業大学
私立
青山学院大学・桜美林大学・学習院大学・共立女子短期大学・産業能率大学・順天堂大学・上智大学・大正大学・東京工芸大学・東京都市大学・東洋英和女学院大学・東洋大学・二松学舎大学・日本女子大学・日本大学・早稲田大学

国語の力と受験・学校

未来をつくるリテラの授業

リテラから、自分の目標を胸に多くの卒業生が旅立っていきました。卒業生からいただいた、教室へのメッセージの一部です。

A・Kくん「自分の中の可能性を広げて」

A・K君

今やってることは必ずどこかで活きてきます。それに気づくのはいつになるか人それぞれですが、焦らずに自分のペースで進んでください。リテラの先生たちはそれを全力でサポートしてくれます。リテラで楽しく学び、是非自分の中の可能性を広げてください!!

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心に残っている授業
通室最後の年に行った作品発表会のプレゼンテーション
リテラの好きなところ
アットホームでありながら、個人にあったペースのメリハリのある授業
授業だけでなくいろんな相談にのってもらい、人間的にも成長できたところ
リテラの授業が役立ったこと
大学の授業で文章表現という必修授業があり、毎回授業内で作文を書く際にすらすら書けたこと
就職活動でエントリーシートを書く際に自分の伝えたい思いや説明したいことをそのまま書けたこと
在籍生へのメッセージ
もしかしたら生徒さんの中には正直「何でこんな事やってるんだろう?」「これが将来何の役にたつんだろう?」等疑問に思いながらやってることもあるかもしれません。実際に通ってる当時、自分もそう思ったこともありました。でも今やってることは必ずどこかで活きてきます。それに気づくのはいつになるか人それぞれですが焦らずに自分のペースで進んでください。リテラの先生たちはそれを全力でサポートしてくれます。リテラで楽しく学び、是非自分の中の可能性を広げてください!!

T・Yくん「心に残っているのではなく、心になっている」

T・Y君

自分が目にするものに興味をもち、それを自分で考えるというクセをつけることは、人生をより楽しく、幸福にしてくれると思っており、そのような姿勢はリテラで構築されたと思っています。その意味では、私は「心に残っている」のではなく「心になっている」の方が適切かもしれないですね。

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心に残っている授業
私は学生生活のほとんどをここに通っていたので、自分の考え方や人格に大きく影響があったと思っています。この教室のテーマの言語は、人がものを考える際の基盤になるものです。自分が目にするものに興味をもち、それを自分で考えるというクセをつけることは、人生をより楽しく、幸福にしてくれると思っており、そのような姿勢はリテラで構築されたと思っています。その意味では、私は「心に残っている」のではなく「心になっている」の方が適切かもしれないですね。
リテラの好きなところ
あげればキリがないですが、生徒の考えることを聞いて、それに対してしっかりと答えてくれるところが一番好きです。ものを考えることは一人でできるようになるわけではないので、子供が自分の考えを発言してそれに関して真剣に論議するというのは学校でも家庭でも難しいことだったので、とても面白かったです。
リテラの授業が役立ったこと
今この文章を書くのもここで言語について学習したからです。日本人は頭の中でも日本語で考えると思います。つまり、言語として日本語を学ぶことは日本人としての意識や思考体系をも学ぶということで、言語を介して他人の考えを知ると自分の中で思考の型がより増えていきます。考え方のレベルが上がると世界の中にわかることが増え、その中から自分の楽しいことや興味深いと思えるものが増えていくでしょう。抽象的な話になってしまいましたが、リテラで学んだことは私自身の人格や考え方を作っており、大変活かされています。
在籍生へのメッセージ
今通っている皆さんは、教室で考えたことや借りた本を読んで思ったこと、あるいは自分が悶々と考えていたことなどなんでもいいですが是非先生や他の生徒さんに話してみてください。自分の知らなかった考え方を知ったり、新しい知識を得られたり、何より楽しいと思えるはずです。これから入室しようと思っている方は、教室の様子をよく見学してみてください。きっと面白そうだとおもえることがあるでしょう。まだ大変な状況が続いていますが、その分考えるテーマも多くある時代です。これからも考えることを楽しんでいきましょう!

Y・Tさん「どんな勉強においても言語技術能力は必要」

Y・Tさん

どんな勉強においても「言語技術能力」は必要です。そんな言語技術に特化した勉強ができる教室はリテラだけです! 作文、要約の練習やたくさん読書ができる環境が本当に人生に役立ちます。また皆さんが今後大きくなってから、研究発表のようにプレゼン等をする機会が増えると思います。そんな場面でもリテラでの学びを活かすことができます。(実際、高校での授業のプレゼンも大学でのディベートも先生に名指しで褒めちぎられます笑 つまり成績も…笑)

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心に残っている授業
研究発表です。ひとつのテーマについて、時間をかけて多角的な視点から研究できることでより深い学びを得られ、人前でのプレゼン能力を向上させることができました。また、他の生徒さんの発表を聞け、新たな知見を得られました。
リテラの好きなところ
座学だけでなく、アクティブラーニングの要素があり楽しく勉強ができたところです。どの先生とも距離が近く親身になって相談に乗ってくださいました。
リテラの授業が役立ったこと
大学のディベートで自分の考えを簡潔に分かりやすく伝えることが出来ました。また、レポート等の文章構成に躓かなくなりました。
在籍生へのメッセージ
どんな勉強においても「言語技術能力」は必要です。そんな言語技術に特化した勉強ができる教室はリテラだけです! 作文、要約の練習やたくさん読書ができる環境が本当に人生に役立ちます。また皆さんが今後大きくなってから、研究発表のようにプレゼン等をする機会が増えると思います。そんな場面でもリテラでの学びを活かすことができます。(実際、高校での授業のプレゼンも大学でのディベートも先生に名指しで褒めちぎられます笑 つまり成績も…笑)今通っている生徒さんも、これから通うことを検討している子もリテラに通って損は無いです! どんどん学びを深めていってください!

13年間のカリキュラム

カリキュラム統合図

ことばの力は、考える力そのものであり、生徒の発達とともに高度になっていきます。リテラでは、段階的に統合・発展していくモデルと、ことばの各領域にアプローチする教材課題群があります。

リテラの13年間のカリキュラムの、大まかなテーマのみをまとめたものです。実際の授業では、より細かなカリキュラムが、一人ひとりに合わせて組まれることになります。
読み聞かせの段階から、自らのキャリアをイメージする段階まで、一人ひとりの成長に寄り添います。

カリキュラム表

学年別テーマ

年長・小1~小2

小学校低学年では、物事をよく見ること・気持ちを表現すること・できごとを捉えることを通して、表現への自信を育みます。

読書レベル読書の課題書く対話する考える
読み聞かせ
(前期)
聞く集中力をつける運筆に慣れる
ひらがな・カタカナが書ける
相手に向き合う姿勢ものや感覚の名前を知る
読み聞かせ
(後期)
出来事をつかむ書くことに親しむ話す・聞く姿勢五感とことばをつなげる
一人読みへの移行期
小3~小4

小学校中学年では、本質を捉えること・イメージの世界をつくること・体験を味わうことを大切にしながら、自分を育てていきます。

読書レベル 読書の課題 書く 対話する 考える
多読(前期) 物語に没入する
人物に感情移入する
書き言葉を学ぶ
イメージを言語化する
体験を書く
伝える・理解する姿勢 物事の共通点を捉える
イメージに意識を向ける
小5~小6

小学校高学年では、概念を操作すること・体験を描写すること・事実を意味づけることを通して、受験で求められる水準を満たす表現力に到達するとともに、より高度な読解と思考力の基盤をつくります。

読書レベル 読書の課題 書く 対話する 考える
多読(後期) テーマをつかむ
物語の型を理解する
テーマに沿って構成する
体験を描写する
意見文を書く
自分と他者の違いを意識する 論理の構成要素を学ぶ
概念を理解する
体験を意味づける
中学生・高校生以上

中学生以上の子どもたちは、「自分は何がしたいのか」という将来の目標と、現実の課題を「どのように解決するか」を行き来しながら、「自分は何者なのか」を模索していくことになります。

読書レベル読書の課題書く対話する考える自律学習
分析的な読解 作品を分析する
抽象的概念を習得する
論理的に表現する
内的イメージを描写する
ディスカッション
体験の意味について話し合う
立論の型を学ぶ
思考実験
学習の予定を組む
能動的・多角的な読み 目的を持って多角的に読む
思想を理解する
他者に働きかける文章と表現
自己表現
意見の統合と問題解決
抽象語彙を用いた対話
複雑な現実・社会に向き合い、自らのキャリアをイメージする 目標に向かって進む

最近の教室の様子

現在の空き状況

  • 生徒のみなさんへ、春休み・夏休み・冬休みに合わせた季節の講習ついて、ご案内致します。お子様の状況に合わせ、検定対策、算数(小学生)、受験対策、教科の予習・復習(中学生)研究発表会の準備など、さまざまな取り組みを進めます。

  • なぜ中学年(小3~小4)から本格的な準備が必要なの? 小学校中学年は、授業で扱う内容の抽象度が上がり、理解に差がつきはじめる時期です。中学受験を視野に入れる場合、この頃から本格的な準備を始めましょう。もちろん、受験をするかどうかわからない、受験をしないという場合でも、適切なサポートのもと、学習を充実させていくべき時期です。 この時期に特に力を入れてほしいのは、「基礎学力の定着」と、「学びに向かう姿勢」を育てることです。これは、中学受験だけでなく、これからの学習の土台となります。 基礎学力は、ことばの力とイメージの力 小学校中学年は、ことばの力が急速に成長する時期です。それにともない、学習する内容も、具体的な事柄から、小数や分数、体積など、抽象的なことがらに移っていきます。抽象的な概念を理解するには、ことばとイメージの力が必要。国語の文章理解だけでなく、算数の問題文や理科・社会の説明文の理解にも影響します。 ことばとイメージの力を豊かにする家庭での取り組み ① 読書習慣をつくる 読書に熱中する生徒さん 読書は、ことばの力の基礎です。特に小3~小4で、手当たり次第に本を読む「多読」の経験があると、語彙力や豊かなイメージ能力が身につきます。できれば、親子で同じ本を読み、内容について話し合う機会があるとよいでしょう。「読む」とは、単に書かれていることを理解するだけでなく、文章にこめられた意図や背景を理解することです。同じ本について話し合うことで、「テーマ」や「登場人物の心情」など、文章の奥にある抽象的なイメージを捉える視点が養われます。自分の好きなジャンルにとどまらず、本格的なファンタジーや古典文学、科学的な本など、幅広い本にふれ、語彙や知識を広げましょう。 読解問題に苦戦しているときは、一緒に問題を解いてみましょう。読解が苦手な要因とその克服方法については、次の記事をご覧ください。 読解が苦手な子の特徴と、その克服方法について、具体的な事例を交えながらご紹介します。 「読解力アップで受験を有利に進めるために」 ② 作文を書く機会を増やす 作文に集中する生徒さん 作文は、単に文章を書く力だけでなく、思考やイメージを言語化し、他者にわかりやすく伝えるためのスキルです。文章を書く際に求められるイメージ能力や集中力、語彙力は、学習の土台に直結する要素であり、作文を通してそうした

  • なぜ低学年から準備が必要なの? 授業でひまわりの花を観察している様子 中学受験では、考える力そのものを問う問題が増えています。単に知識をつめこむだけでは乗りこえることができません。試験では、思考力や表現力、そして持続力も求められます。その基礎を築くのに適した時期が、小学校低学年なのです。 特に、作文は、これらの力を総合的に測ることができます。書くことには、問題解決能力や論理的思考力、表現力やメタ認知など、さまざまな力が求められます。低学年のうちから、これらの力を育てることで、確かな学力の基盤ができあがります。 なお、受験をしようかどうかまだわからない、受験をしない、というご家庭も多いかと思います。しかし、ここで挙げた力は、受験をするかどうかにかかわらず、今後の成長の礎となります。長期的な視野のもと、ぜひ低学年のうちから取り組んでみてください。 低学年のうちからはじめたい3つの習慣 ことばを知る「読書」、質感をともなう「体験」、そして体験をことばにする「作文」、この3つは、相互に関連し、質を高め合っていきます 小学校低学年は、ことばの発達にとって、とても大切な時期です。この時期に豊かなことばの環境をつくることで、子どもたちは自然に言葉の使い方や表現のしかたを身につけます。そのために、「読書をする習慣」「文章を書く習慣」「具体的な体験をする習慣」という3つのことを心がけましょう。 ① 読書をする習慣 教室の読み聞かせの風景 絵本や児童書、そして少し長い物語まで、幅広く本にふれることで、語彙力や表現力が身につきます。 特に、低学年のうちは、読み聞かせが欠かせません。物語を聞くことで、子どもたちはことばの使い方や物語の構成を学びます。また、読み聞かせは、子どものこころの発達をうながし、想像の世界を広げる力もあります。低学年の子どもたちは、まだ抽象的な概念を理解するのがむずかしいのですが、物語を通じて、さまざまな視点や考え方を学ぶことができます。 読み聞かせでは、いろいろなジャンルの本を読みましょう。絵本や童話だけでなく、自然科学の本など、さまざまな本にふれることで、幅広い知識と語彙が身につきます。また、読み終えた後に、キャラクターについて、あるいは結末について、おたがいの感想を話し合ってみましょう。物語を通じた思考力が深まります。 ② 文章を書く習慣 生徒とのコミュニケー

  • 月の地名には、さまざまな名前がついています。「静かの海」「虹の入江」など、想像力を刺激するような名前も少なくありません。このワークショップでは、月の白地図に地名を書き入れ、色を塗ることで、月の地名を学びます。また、月の研究の歴史などを合わせて学ぶことで、月や天体への興味を育みます。

  • 「どの模試を受ければよいかわからない」「受験勉強の進め方で悩んでいる」「子どもにあった学習の仕方を知りたい」……。 中学入試の準備や学習に対する不安や疑問をお持ちの方のために、リテラでは模試をただのテストとせず、 お子様の学習を深く理解し、次のステップを見つけるためのきっかけとします。

  • 小学生の作文が苦手なお子さんをお持ちの保護者様へ。苦手の要因と、克服するためのサポートをご紹介します。お子様のやる気を引き出し、作文力を伸ばしましょう!

教室内の様子