講師紹介

子どもたち一人ひとりにとっての最適な「先生」を目指します

子どもたち一人ひとりの個性や目標に合わせたサポートをするために、講師もまた、多様な指導法や関わり方を身につけています。

従来型の教師モデルだけでなく、コーチやファシリテーター、メンターといったさまざまな関わり方によって、子どもたち一人ひとりに合った「先生」を目指します。

多様な関わり方

  • ティーチャー(Teacher)
    • 従来の教師モデルで、学習内容をわかりやすく解説し、理解へと導きます。
  • コーチ(Coarch)
    • スポーツなどの指導者モデルで、学習者がことばの技術を身につけられるよう段階的に指導します。
  • ファシリテーター(Facilitator)
    • 子ども主体の取り組みの援助者として、あらかじめ決められた正解に導くのではなく、一人ひとりが意味を見出し、自発的な取り組みができるようサポートします。
  • メンター(Mentor)
    • 子どもたちにとっての人生の良き先輩、良き理解者として、対話による気づきとアドバイスを通して、学習者の主体性や学習への心構えを育みます。

子どもたちの「学ぶ楽しさ」を大切にします

リテラの講師は、子どもたちの好きなこと・得意なこと、苦手なことや頑張りたいことを理解し、一人ひとりに合った学び方や接し方を日々工夫しています。

子どもたちは、自分の好きなことについて学んだり、好奇心を働かせて体験したりするとき、自ら考え、楽しんで取り組みます。一人ひとりに合った課題や研究のテーマを一緒に考えたり、本をおすすめしたりするのは講師の腕の見せどころです。

一方、苦手なことに向き合うのは、多くのお子さんにとって一人では難しいことです。信頼関係の中で、講師は、そっと子どもたちの背中を押していきます。「できなかった」ことが、「できるようになった」うれしさを味わうことも、「学ぶ楽しさ」なのだと気がつくことで、学びは一段と深まります。

子どもたちと「安心できる関係」を築きます

一人ひとりと向き合い、対話する時間を大切にします。授業前には必ず子どもたちと言葉を交わし、その日の様子を確認します。自分の話をたくさん聞いてもらいたい、という子もいれば、ちょっとした遊びを通して講師と心を通わせたい、と思う子もいます。学習だけでなく、人間関係や将来にかかわる対話になることもあります。

年齢や状況によって、子どもたちの関心事や向き合う問題はさまざまです。リテラの講師は、ご家庭や学校で生きる一人の人間としてのお子様をとらえながら、よりよい学びをデザインします。

講師紹介(50音順)

石塚廉(いしづか れん)

旅のはじまりを共に

リテラでは、6歳の年長さんから高校3年生までの子どもたちが学んでいます。年長さんだった生徒が中学生となり、中学生だった生徒が高校生となり、進学やその先のキャリアに向けた目標や意味を見出していく……。ご通室の時期や期間はさまざまですが、私は長い旅のはじまりを共にする仲間のような心持ちで、子どもたちの学びに寄り添っています。多くの子どもたちと向き合ってきた経験、学習や発達に関わる心理学的な知見を通して、目の前のかけがえのない「あなた」と、学ぶ楽しさを分かち合いたいと思います。二児の父として、私自身、子育てを楽しみ、時に悩みながら、子どもたちのより良い未来を創る一助となれるよう、日々学び続けています。

岡本陽介(おかもと ようすけ)

「ことばを、生きる力に」

リテラとはどんな教室なのか、と聞かれると、なかなかすぐには答えられず、困ってしまうことがあります。中高一貫校受検に向けた作文課題や、私立難関校の読解問題に取り組む一方で、人間関係の悩みや将来の進路について相談を受けたり、手を動かして実験をしたり、本に夢中になったり……。そこに「ことば」があれば、どのようなことでも生きる教材になります。「作文教室」や「学習塾」と名乗れないのは、「作文」や「教科」という型に子どもたちのことばを押し込めたくないという思いがあるからなのです。自分の自由なことばを持つことは、自分で考え、自由に生きることにつながります。変化の激しい社会に出ていく子どもたちに、自分だけの生きたことばを持ってほしい。「ことばを、生きる力に」をテーマに、子どもたち一人ひとりに向き合っていきます。

黒木里美(くろき さとみ)

子どもたちの「好き」を学びに!

子どもたちにリテラの良いところを聞いてみると、「好きなことを研究できるから!」「好きな本を自由に読めるから!」と答えてくれます。子どもたちは、自分の好きなことは、どんどん覚えていきます。そして、家族や先生、友人と分かち合いたいと思うようになっていきます。その時、自分の考えや意見を筋道立てて説明する力が必要だと気づくでしょう。教えられるのを待つのではなく、興味を持ち、自分で考えはじめた時、学びの意味と充実感が生まれ、その子の持つ可能性を引き出すことになります。子どもたちが将来、情熱を持って自らの進路を歩んでいけるよう、今のこの瞬間の「好き」をことばにするお手伝いができれば幸いです。

樋口信太郎(ひぐち しんたろう)

リスペクトの精神を

「どうしてあの子は私を傷つけることを言うのだろう。けれども、あの子に悪気はないようだ。ひょっとすると、私もまたあの子のように誰かを傷つけたのかもしれない」。こんなことを、誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。「ことば」は、複雑怪奇な人の内側を表すには不完全な手段です。一方、それは、私やあなたの胸の内を伝える唯一のツールでもあります。だからせめて、他方を慮ること、他者を尊重すること、これだけは忘れずに心に留め続けたいのです。傷つけないためではなく、向き合うために。それがあるべきコミュニケーションの姿だと信じています。授業では、生徒のことば一つひとつに丁寧に耳を傾け、その子の個性を大切にする指導をしていきます。