【ブックレビュー】『ネコのもらったおくりもの』(ニック・バターワース)

ネコのもらったおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

内容紹介

のうじょうの馬車おきばにすむノネズミのロッティとジャックは、いじわるなネコにこまっていました。そこで、イエネズミのルー・チーに相談すると、ネコをあっといわせるとっておきのプレゼントを思いつきます。

子どもたちのブックレビュー

小2・Aさん

ブックトークのヒント

読む前に話し合いたいこと

  • 表紙の絵と、絵本のタイトルを見てみましょう。ネズミたちが、ネコになにかプレゼントをするようですよ。ネズミたちは、どんなものをネコにプレゼントするのだと思いますか?

読んだ後に話し合いたいこと

  • ネズミたちが用意したプレゼントとは、どんなものでしたか?
  • あなたの身近には、どんな生き物がくらしているでしょうか。この物語のように、身近な生き物を主人公にした物語を考えてみると、楽しいですね。

この本について

キーワード:知恵を使う クリスマス  

小さなネズミが、知恵を使ってピンチをのりこえる、小気味良く楽しいお話です。

身近でありながら、人間の気がつかないところにある動物たちの物語。子どもたちも、自分の身近にある小さな物語に想像をめぐらせたら、楽しいですね。

弱い者が知恵を使ってピンチをのりこえる作品が好きな人には、『歯医者のチュー先生』(ウィリアム・スタイグ)、『たべられたやまんば』(松谷みよ子・再話)、『くつやのねこ』(いまいあやの)もおすすめです。




この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: ブックレビュー

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