ブックレビュー
講師や生徒のおすすめ本の紹介です。読書感想文にもおすすめです。
ブックレビュー一覧
[あ] アリスン・アトリー 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
あたたかい、かぐわしい夏のゆうべに一匹のハリネズミが、歌を口ずさみながらムギ畑に向かって野道を歩いてゆきます。途中で出会ったノウサギのジャックじいさんやカワネズミを道連れに、野道に息づく草木の香りや遠くの小鳥のさえずりを楽しみながら。
[ろ] ケン・ロビンズ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
ハロウィンに大活躍のかぼちゃ。春にまいた種が、秋に収穫される様子を写真で紹介しています。大きなかぼちゃでつくるランタンは、迫力満点! お化けかぼちゃの品評会や、ハロウィンの風景から他国の文化を知ることができる絵本です。
[し] 島田たく 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
アリと、他の生きものとの関わり合いが、迫力のある写真とともに描かれています。大人でも初めて知る驚きがあり、知的好奇心をくすぐられる一冊です。
[く] アンヌ・クロザ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
小さなみずたまが、おひさまのおかげで、そらにまいあがり、たびにでかけます。雲になり、雪になり、花びらの上でしずくとなり、土の中へ。やがて川から、海のそこふかくへ。かたちをかえて、地球をめぐる、みずたまのぼうけんの物語が、美しいイラストとともに描かれます。
[き] キム・ファン 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
すばこは、鳥の家です。いまから百年ほどまえ、ドイツのべルレプシュだんしゃくという ひとが、はじめて すばこを つくりました。鳥がだいすきな だんしゃくは 森にたくさんのすばこをかけました。ところがあるとき、森に たいへんなことが おこります。
[ほ] H.ジョゼフ・ホプキンズ 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:伝記・人物
ケイトは、森の中で過ごすことが何よりも好きな女の子。世界中の木について勉強し、当時はまだめずらしかった女性の科学者になります。けれど、おとなになって暮らすことになったのは、木のない砂漠の町でした。ケイトさんは、この町を、どのように変えていくのでしょうか。実在の人物がモデルになった絵本です。
[い] 磯崎哲也 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
愛くるしいインコの仕草には、どんな気持ちが込められているのでしょうか?歌ったり踊ったりが大好きなインコは、たくさんの愛情表現をしてくれます。お世話の仕方、遊び方、おしゃべりのトレーニングを学びながら、インコの気持ちに寄り添い楽しく暮らすコツを身につけることができます。
[ほ] 本川達雄 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
海の中を彩り、幻想的な世界を創り出すサンゴ。植物のように思われがちですが実は動物です。サンゴの知られざる生態と、サンゴ礁に集まる大小さまざまな魚や動物の営みが描かれています。
[い] イアン レッドモンド 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
優しい瞳、大きな体、長い鼻、力強く賢いゾウは人の暮らしにもたくさんの恩恵を与えくれます。アジアゾウとアフリカゾウの違いや、ゾウの進化の歴史を学ぶことで、動物園でゾウに会えるのがますます楽しみになります。
[あ] 阿形清和 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
実はプラナリアは、10個に切れば10個体に、100個に切れば100個体に再生するほど、驚きの生命力を持っているのです。人類の可能性を大きく広げるのではと期待される「不死身のプラナリア」について紹介されています。
[わ] わたなべしげお 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
小学4年生のA・Mさんは、発表会で大好きなゾウについて研究しました。ブックプロジェクトのテーマは、「心優しい動物」です。
[な] 梨木香歩 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
直立したハリネズミのような姿で、手のひらほどの大きさのヤービは、ある日、マッドガイドウォーターのほとりで人間に出会います。 初めて出会う人間から渡されたのは、ミルクキャンディーでした。自然との関わりや命をつないで生きるということについて考えるきっかけになる一冊です。
[る] ジル・ルイス 対象の目安:中学生 ジャンル:物語(現実的)
イギリスのコーンウォール地方にある港町に住む女の子・カラは、一年前遠い海で行方不明になった母の帰りを信じ、貧しさやいじめといったつらい日々に耐えていました。ある日、カラは、浅瀬に打ち上げられたイルカの子どもを見つけます。イルカを助けたいというカラの思いは、体が不自由な転校生・フィリクスや町の人々を巻き込み、海を守る運動へとつながっていきます。