- 作者名:エドワード・アーディゾーニ
- おすすめ:小学校1~2年
- ジャンル:物語(現実的)
- キーワード:2018年ブックプロジェクト 工作 あきらめない心 仲間
本の紹介
ジョニーは手先が器用で、ものを作るのが大好きな男の子。ある日、ジョニーはほんものの大時計を作ろうと心に決めます。ところが、両親や先生は「そんなことできっこないよ」と、まるで相手にしません…。はたして、ジョニーの大時計はできあがるでしょうか。
ブックプロジェクトのテーマ
絵を描くことや工作が大好きな小学2年生のS・T君。「作ることが好き」という主人公のジョニーと自分との共通点に注目して書いています。
作品の紹介
「あきらめないきもち」
小2 S・T君
ぼくは、『時計つくりのジョニー』という絵本をよみました。
手さきがきようなジョニーは、大時計をつくっていました。でも、はりとふりことくさりとおもりだけ、なかなかあつまりません。それに、「ちいさなおちびちゃん」とか「とけいなんかつくれないよ」と、お父さんやせんせいや友だちにいわれました。それでも、ジョニーはあきらめないで、大きな時計をかんせいさせました。
ジョニーとぼくは、にているとおもいました。つくるのがすき、というところがにています。ジョニーは、子どもなのに、大時計をつくるのは、すごいとおもいました。子どもでも、のこぎりをつかうことができるなんてすごいです。
ぼくもつくるのがすきです。いままで、ロボットきょうしつで、ヘリコプターや、わにや、ぞうをつくりました。レゴでは、車を作りました。レゴのさいしょのセットは、つくるものをじぶんでかんがえないといけないので、とてもたいへんです。3Dペンでビー玉の通るめいろをつくったこともあります。
つくるのは、たのしいです。つくっているときがすきです。いいものをつくろうとおもいます。そのために、色やかたちや、いろいろものをかんがえてくふうします。
でも、うまくいかないときもあります。そういうときは、いらいらします。つくっているものに、やつあたりをするときもあります。そして、つくるのをやめてしまいます。
だから、ジョニーはすごいとおもいます。ジョニーは、ざいりょうがあつまらかったり、いじめっこにいじわるをされたりしたけれど、大時計をかんせいさせました。
ぼくは、ジョニーからあきらめないきもちをまなびました。それから、こどもでも時計をつくれるとしりました。いつか、とけいをつくれるようになりたいです。