リテラでは、生徒一人ひとりの興味・関心に基づいた学びの成果を、様々な方と分かち合う場として、年に一度、『生徒作品発表会』を開催しています。
今回は、『ハーブティの効能』(新中1 C・Rさん)を掲載致します。
新中学1年生のCさんは、緊張した時や、不安な時にハーブティ飲むそうです。今回は、心と体を癒してくれるハーティーの癒しの力について研究をしました。
作品について
本人の振り返り
- これはどのような作品ですか?
- ハーブティのすごさがわかるような作品。
- どうしてこの作品をつくりたかったのですか?
- ハーブティーについて、みんなに知ってもらいたかったから。
- 作品づくりで楽しかったことは何ですか?
- リテラでハーブティを作ったとき、本に囲まれたリテラでハーブティーを入れると雰囲気にあっていて、楽しかったから。
- 作品づくりで難しかったことは何ですか?
- 文章を短くすること。どこを切ったらいいのか悩みました。
- 作品作りを通して学んだことは何ですか?
- ハーブティーはおいしいだけではなく、いろんな効果があるということ。
- 次に活かしたいことや、気をつけたいことはありますか?
- 噛まずに、すらすらと発表をしたいです。
- 来年、研究したいことはありますか?
- 制服について。
- この作品を読んでくれた人に一言
- ハーブティは、いろんなことに役立つのでぜひ飲んでみてください。
生徒作品
『ハーブティの効能』(新中1 C・Rさん)
皆さん、こんばんは。ハーブティーを飲んだことがありますか?
まだ飲んだことがない人もいるかもしれません。じつは、ハーブティーは美味しいだけではなく、美容や健康にもいいんですよ。私は、そんなハーブティーの効能や、味について知りたくなり調べてみました。
2月13日、日曜日、私は、ハーブティーの飲み比べのためにココスにいきました。ドリンクバーで色々なハーブティーを楽しみました。とくに美味しかったのは「ストロベリーティー」と、「ローズヒップティー」です。
「ストロベリーティー」は、ほんのり甘く、苺の香りがしました。苦味も酸味も少なく、飲みやすかったです。
「ローズヒップティー」も、甘みがありとても飲みやすかったです。気に入ったので、アイスでも飲んでみました。ホットで飲んだ時よりも、さっぱりとしていたので、これは夏に飲みたいと思いました。
そのあと、北千住ルミネのハーブ専門店「エンバーブ」というお店に行きました。入った瞬間、ハーブのいい香りがしました。雪が残る、寒い日でしたので、店員さんがすぐに温かいお茶をくれました。
濃いピンク色で、「お守りぬくちゃ」というハーブティーです。甘酸っぱい香りのなかに、しょうがの香りもありました。飲んでみると、しょうがのおかげで、体が徐々に温まるのを感じました。エンハーブでは、お客さんの悩みを聞きながらオリジナルハーブをブレンドしてくれます。
今回、私が注文したのは、「苺とローズ茶」です。これは、お試飲させてもらった、ハーブティーのショウガなしバージョンでした。ココスのドリンクバーで美味しかった「ストロベリーティー」や「ローズヒップティー」が入っていたので、気になりました。
イチゴとローズ茶に入ってるハーブやその効能について紹介します。
1つ目はハイビスカスです。ハイビスカスは、肉体疲労や眼精疲労、二日酔いなどに効果的です。
2つ目は、ローズヒップです。熟れたトマトのような甘い香りとわずかな酸味がします。ローズヒップには、レモンの20から40倍のビタミンCを含むと言われ、炎症や発熱でビタミンCを消耗したときの補給剤として役立ちます。
3つ目はレモンマートルです。あふれるレモンの香りとほっこりとした風味が特徴です。優れた抗菌作用で風邪やインフルエンザを予防してくれます。
4つ目はローズレッドです。甘いバラの香りに強い渋みがあるのが特徴です。ローズの優雅な香りは、張り詰めた神経をやわらげ、ゆったりとした優しい気持ちにさせてくれます。
5つ目はワイルドベリーです。番茶のようなかすかな香ばしさのある、素朴な草の風味が特徴です。デトックス効果があり、食後に飲むとよいとされています。
ここからは、ハーブティの美味しい入れ方と、五感でハーブを楽しむ方法をご紹介します。
これは、「苺とローズ茶」のドライハーブです。
ドライハーブを、ティーポットに入れていきます。
分量は、お湯200ミリリットルに対して、大さじ一杯です。
お湯の温度は95度ぐらい、沸騰してから一息ついたぐらいがちょうどいいです。じんわりと、ハーブが開いて、お湯が色づきていきます。だんだんとできているのをみていると、ゆったりとした気持ちになります。
五感で感じるお茶の良さをご紹介します。
3分たったら、注ぎます。
お茶を注ぐ音をお聞きください。
とぽとぽとお湯が注ぎ込まれる音を聞くと、水の流れを思い出して、心がすっきりとしませんか?
透き通った赤色が美しいですね。
ハーブティーの入ったあたたかいコップをもっていると、優しい気持ちになれます。
酸味のなかに、イチゴや花などの色々な香りを楽しめます。
リテラで飲むと茶は、特別な感じがしました。なぜか、家で飲むよりも酸味を感じず、甘かったです。
岡本先生は、「飲みやすい。花入っている?心が落ち着く。ほのかな酸味があって美味しい」と言っていました。私も、岡本先生が言っていた通り、酸味も美味しさだなと思いました。
石塚先生は、「柔らかい香り、ローズヒップが入っているのに飲みやすい」と言って、お代わりまでしていました。ローズヒップが入っていることを当てたので、すごいと思いました。
黒木先生は、「暖かくてホッとする、赤いお茶を見ていると元気になる」と言っていました。私もこのお茶を見たり、飲んだりしていると、元気が出てくるので、同じだなとおもいました。
私にとってハーブティーとは、日々の生活になくてはならに、リラックスアイテムです。これまでも、受験やピアノの発表会前など、不安になった時、ゆっくりとハーブティーを飲むと気持ちが落ち着きました。
皆さんも、緊張していたり、不安なことがあったり、疲れている時は、ぜひハーブティーを飲んでみてください。きっと、心も体も癒されて元気になれますよ。
これで、発表を終わります。
ありがとうございました。
- エンハーブ(2018)エンハーブ式 ハーブティー Perfect Book(河出書房新社)