7月26日、怪談師の有野優樹(ありのひろき)先生を教室にお招きし、「ようこそ怪談ナイトへ」が開催されました。
「修学旅行の夜みたいな怪談会がしたい」というコンセプトで始まった今回の催しに、ぬいぐるみを抱きしめた子どもたちや、興味津々の大人たちが参加しました。
奇しくも7月26日は「幽霊の日」。
「東海道四谷怪談」が初演されたことが由来であると有野先生に教えていただきました。
有野先生が語るふしぎなお話に、じっと耳を傾ける子どもと大人たち。
「小学校で起きた言霊にまつわるこわい話」
「墓地でさびしい男の子の幽霊に会ってしまった少女の話」
子どもたちの生活と地続きの怪談が語られました。
また、参加された方も、自分が体験したふしぎなできごとを話してくださいました。
最後は、有野さんへの質問タイムです。
「もし金縛りにあったらどうしたらいいですか?」
「先生は、おはらいを受けたことはありますか?」
「こわい話はどうやって集めるんですか?」
どれも気になる質問ですよね。
普通は話せないような、そんな話をしてもらい、その話を語ることで仕事をさせてもらっているんです、と有野先生。
聴くことが話すことに、話すことが聴くことにつながっているのが、おもしろいですね。
子どもたちは、こわい話が大好きです。
こわがったり、こわがらせたりしながら、みんなで「こわ~い」という気持ちを共有できます。
だから、最後はあたたかい気持ちで、笑顔になれるのかもしれません。
有野先生の怪談ナイト、次回をお楽しみに!