内容紹介
ティフィン先生が、教室にもってきた、おおきさのちがう三つのカボチャ。「このなかには、たねがいくつあるとおもう?」先生のしつもんに、みんなはそれぞれ、いろんなかずをいいます。でも、クラスでいちばん小さなチャーリーは、カボチャからたねをぜんぶとりだして、しらべてみよう、といいました。みんなで、たねをかぞえて、さて、なにがわかったでしょうか。(見返しの紹介より引用)
子どもたちのブックレビュー
ブックトークのヒント
読む前に話し合いたいこと
- 料理の時に、カボチャを切ったことや、おうちの人が切ったところを見たことはありますか?カボチャのたねってどんな形だったでしょうか。どれくらい入っていたでしょうか。思い出してみましょう。
- 表紙のカボチャを見てみましょう。それぞれのカボチャにどれくらいたねが入っていると思いますか?
読んだ後に話し合いたいこと
- 観察した結果、どんなカボチャにたねが多いとわかりましたか?
- おうちの人と一緒に、カボチャ料理を作って、カボチャを観察してみましょう。まずは、カボチャの皮をじっくりと見て、たねを取り出して、数えてみましょう。
関連ワークショップ
リテラでは、毎年、手のひらサイズのカボチャランタン作りのワークショップを開催しています。
この本について
ティフィン先生の問いかけに対して、多くの子が「大きければ、たねもたくさん入っているのではないか?」と考えました。「大きいものほど、多くのものを入れることができる。だから、たねもたくさん入っているはずだ。」「大きいものほど、よく育っている。だから、たねもたくさん作ることができるはずだ。」というように、それまでつちかってきた体験や経験をもとに考えた結果でしょう。ところが、実際にカボチャの中身を観察してみると、意外なことがわかります。
「みためは小さくても、なかにはすごいひみつがあったのが、うれしかったです!」と喜ぶチャーリー。
クラスでいちばん小さなチャーリーは、この発見を自信に変えて、たくましく成長してくことでしょう。
観察と実践を通して、科学を楽しむ心を育むことのできる一冊です。
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