【ブックプロジェクト】『レイン 雨を抱きしめて』

レイン: 雨を抱きしめて (Sunnyside Books)

内容紹介

クラスに馴染めず、父親ともうまくいかない〈アスペルガー症候群〉の少女・ローズにとって愛犬レインはたいせつなこころの支え。ところが街を巨大ハリケーンが襲った日、レインは行方不明になってしまう……。
Amazon 内容紹介より

ブックプロジェクトのテーマ

小学6年生のH・Wさんは、図書の時間に先生に紹介してもらった『レイン 雨を抱きしめて』を、多くの人に読んでもらえるようにとブックプロジェクトでの紹介を決めました。テーマは「出会いと別れ」です。

作品の一部の紹介

ローズの心の中は本当にはわからない。けれど、ローズの立場にたって考えてあげることはできるし、そうしてあげたいとおもう。そうするべきだと思う。なぜなら、この物語で「人の立場に立ってかんがえる」ことの大切さをローズが教えてくれたから。

講師コメント

他者の感情を感じにくい主人公ローズが、相手の立場に考えることを学び、大切なペット「レイン」との別れを決意する物語に感動したHさん。自身の体験も踏まえて本を紹介してくれます。

キーワード:動物 成長 障害 自分と他者 出会い 別れ  家族 

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: ブックレビュー

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