安心できる信頼関係
表現には、それを伝える相手がいます。
こんなことを言ったら嫌われないかな? こんなことを書いていいのかな?
相手との関係は、表現を引き出すこともあれば、押しとどめてしまうこともあります。
ですから、生徒との信頼関係(=ラポール)をつくるところから、言語技術の授業は始まります。
どんなことでも、しっかりと受け止めてくれる。よいことも、悪いことも、一緒に笑って、考えてくれる。
安心できる信頼関係の中で、表現への姿勢はつくられていきます。
表現のしかたを学ぶ
表現には、適切な方法があります。
会話では、言葉づかいや相手との距離感が、作文では、「書きことば」の作法や語彙が、それぞれ必要になります。
最初から上手にできる子はいません。
信頼できる講師との人間関係の中で、同じものを見て、同じものを感じながら、お互いに試行錯誤をしていきます。
自分の思いが伝わったとき、心が通い合ったとき、少しずつ、
「自分」が確かなものになっていきます。
表現を、自信につなげる
言語技術の授業では、自分をことばで表現し、相手のことばに耳を傾けます。
たくさんの人の中で、自分のことばを持つこと。
それは、自分の道を歩む自信につながります。
リテラでは、年に1回、自分の好きな研究をし、大勢の人の前で発表します(自由参加)。
自分のことばを、たくさんの人に聞いてもらうことで、世界は広がっていきます。