野球新聞の第二弾です。
今回は、野球が大好きな小学三年生のD君が、野球の歴史について調べ、新聞にまとめました。
何に取り組むにも意欲的なD君ですが、特に熱中しているのが野球。野球をスポーツとして楽しむだけでなく、野球について「知る」ことによって、さらにD君との関わりが深いものになることでしょう。
新聞記事の一部をご紹介します。
「発見!野球新聞」小3・D君
なぜこの新聞を書いたかというと、ぼくは野球が好きだからです。ぼくは、野球を毎日練習するくらい好きです。この新聞を通して野球のことを少しでも知ってくれたいいと思います。
野球の先祖とは
野球のルーツは、今から250年以上も前のイギリスのラウンダースという遊びでした。ラウンダースは、投げて、打って、るいを回る野球によくにた遊びでした。るいは、木のくいを使い、チーム全員がアウトになったら攻守交代でした。
でも、今はイギリスでは、野球はやっていません。その理由は二つあります。
一つ目は、人気があまりなかったからです。1924年、メジャーリーグのニューヨーク・ジャイアンツは、野球の人気を上げようとして、イギリスへ行きました。しかし、人気が出なかったのです。なぜなら、野球ににたクリケットが、はやっていたからです。クリケットと比べて、てんかいの早い野球には、ついていけなかったのです。
二つ目は、イギリス人にとってプライドがあるからです。その後も、メジャーリーグのチームは、イギリスに行っていますが、やっぱり受け入れてもらえません。アメリカは、イギリスにとって、弟のそんざいなのです。だから、イギリスのプライドがきずつくので、野球はやらなくなったそうです。
野球の始まり
アメリカで野球のはじまったことは、ルールなどが全ぜんちがいました。し合は、二十一点せいりつでした。だから、九回がおわっても、二十一とらなければ、おわらないのです。それに、打ったボールが直せつ、またはワンバウンドでとられもアウトです。ワンバウンドしてフィールドの外に出た場合、ワンベースでした。
メジャーリーグとはなにか
メジャーリーグとは、日本でいうプロ野球です。リーグは、ナショナルリーグとアメリカンリーグがあります。昔はたくさんチームがありましたが、今は、三十チームしかないです。チームは、ア・リーグが十四チーム。ナ・リーグが十六チームです。それに昔は、北東区でしかさかんではありませんでした。ですが、さまざまなチームが野球のさかんではない場所にい動しました。
このように、野球は北東区で始まりましたが、だんだんと全国へ広まっていきました。
参考にした本
コメント
- 野球の先祖がラウンダースだとは知らなかった。ぼくは、阪神がすきだけど、この新聞を読んだら、巨人のことも少し好きになりました。(K君・小3)
- 昔の野球のルールが、今とちがったので、びっくりしました。(H君・小3)
- クイズを出して、答えを下に、さかさまに書いているところが、工夫しているなと思いました。(Y君・小5)