- 作者名:ジーン・ジオン
- おすすめ:小学校1~2年
- ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)
- キーワード:2018年ブックプロジェクト お菓子 料理 友情
本の紹介
トムは、ケーキをとてもじょうずにやけるのですが、さらやスプーンしかあらわせてもらえませんでした。トムのゆいいつのともだちは、しろねずみのティナでした。トムは、ティナにいろんなげいをおしえていました。そんなあるひ、おしろであたらしいりょうりちょうをきめる、ケーキコンテストがひらかれることになりました。そこでトムは、よどおしかけて、さとうねずみのケーキをつくりました。はたして、そのけっかは、どうなったのでしょうか…。
(「BOOK」データベースより)
ブックプロジェクトのテーマ
小学1年生のL・Oさんは、前回の研究発表会で大好きなチョコレートについて研究をしました。今回のブックプロジェクトのテーマは、「お菓子」です。
「いつも食べているおいしいケーキを、いつか家族や友だちのためにつくってみたい!」
そんな思いを表現しました。
作品の紹介
「おいしいケーキをつくってたべたい」
小1 L・O
みなさんは、ケーキをつくったことはありますか。わたしは、まだケーキをつくったことはありません。でも、かぞくや、ともだちや、せんせいのたんじょうびケーキをつくってあげたいです。みんなに、よろこんでもらえるからです。
わたしは、おいしいケーキがつくれるようになりたいから、『さとうねずみのケーキ』をよみました。
あらすじを、しょうかいします。しゅじんこうは、トムです。トムは、おうさまのおしろのだいどころではたらく、まずしいケーキしょくにんです。でも、ケーキをやかせてもらえません。いつも、おさらやスプーンしかあらわせてもらえません。それでも、たったひとりだけ、トムがじょうずにケーキをやけることをしっているものがいます。それは、ティナです。ティナは、ちいさなしろいネズミです。よる、トムのつくったちいさなケーキをよろこんでたべます。ある日、あたらしいりょうりちょうをきめる「ケーキコンテスト」が、ひらかれることになりました。トムは、おさとうでつくったかわいいネズミがたくさんのっているケーキをつくりました。
わたしが、いちばんすきなばめんは、よる、トムがこっそりコンテストのケーキをつくっているところです。ティナが、トムのポケットにはいって、おうえんしています。わたしも、どんなケーキができるのか、わくわくしました。
いちばんおもしろかったのは、コンテストで、じょうおうさまが、トムのケーキをみたとき、さとうねずみのかわりに、ケーキにのっていたティナがうごいて、びっくりしたところです。みんな、じょうおうさまのことを、ぜんぜんしんじないところも、おもしろかったです。
こころがあたたまるばめんは、ティナがねこにたべられたとおもったら、じょうおうさまのクッキーのカンのなかにいたところです。コンテストで、ゆうしょうして、りょうりちょうになったトムと、ティナがいっしょにケーキをつくれるようになって、あんしんしました。
わたしも、トムのケーキを、たべてみたいです。とてもきれいだし、おいしそうだからです。でも、ケーキをたべすぎるのはよくありません。たべすぎると、おなかがいたくなったり、こうないえんになったり、ふとったりするからです。だからわたしは、おやつをたべるのは、おかあさんが「いいよ」といったときだけにしています。
そして、ケーキは、とくべつな、おいわいのときだけたべます。おおきくなったら、トムのように、みんなに「おいしい」といってもらえるケーキをつくって、おいわいしてあげたいです。
これで、わたしのはっぴょうはおわります。ありがとうございました。