【ブックプロジェクト】「おいしいケーキをつくってたべたい」×「さとうねずみのケーキ」(小1 L・Oさん)

さとうねずみのケーキ

本の紹介

トムは、ケーキをとてもじょうずにやけるのですが、さらやスプーンしかあらわせてもらえませんでした。トムのゆいいつのともだちは、しろねずみのティナでした。トムは、ティナにいろんなげいをおしえていました。そんなあるひ、おしろであたらしいりょうりちょうをきめる、ケーキコンテストがひらかれることになりました。そこでトムは、よどおしかけて、さとうねずみのケーキをつくりました。はたして、そのけっかは、どうなったのでしょうか…。
(「BOOK」データベースより)

ブックプロジェクトのテーマ

この作品は、リテラの「ブックプロジェクト」で制作されたものです。ブックプロジェクトのコンセプトは、「つながる読書」。本・人・体験と自分をつなげながら、作品づくりに取り組んできました。詳しくは「ブックプロジェクトが始まりました」をご覧ください。

小学1年生のL・Oさんは、前回の研究発表会で大好きなチョコレートについて研究をしました。今回のブックプロジェクトのテーマは、「お菓子」です。
「いつも食べているおいしいケーキを、いつか家族や友だちのためにつくってみたい!」
そんな思いを表現しました。

作品の紹介

「おいしいケーキをつくってたべたい」
小1 L・O

みなさんは、ケーキをつくったことはありますか。わたしは、まだケーキをつくったことはありません。でも、かぞくや、ともだちや、せんせいのたんじょうびケーキをつくってあげたいです。みんなに、よろこんでもらえるからです。

わたしは、おいしいケーキがつくれるようになりたいから、『さとうねずみのケーキ』をよみました。

あらすじを、しょうかいします。しゅじんこうは、トムです。トムは、おうさまのおしろのだいどころではたらく、まずしいケーキしょくにんです。でも、ケーキをやかせてもらえません。いつも、おさらやスプーンしかあらわせてもらえません。それでも、たったひとりだけ、トムがじょうずにケーキをやけることをしっているものがいます。それは、ティナです。ティナは、ちいさなしろいネズミです。よる、トムのつくったちいさなケーキをよろこんでたべます。ある日、あたらしいりょうりちょうをきめる「ケーキコンテスト」が、ひらかれることになりました。トムは、おさとうでつくったかわいいネズミがたくさんのっているケーキをつくりました。

わたしが、いちばんすきなばめんは、よる、トムがこっそりコンテストのケーキをつくっているところです。ティナが、トムのポケットにはいって、おうえんしています。わたしも、どんなケーキができるのか、わくわくしました。

いちばんおもしろかったのは、コンテストで、じょうおうさまが、トムのケーキをみたとき、さとうねずみのかわりに、ケーキにのっていたティナがうごいて、びっくりしたところです。みんな、じょうおうさまのことを、ぜんぜんしんじないところも、おもしろかったです。

こころがあたたまるばめんは、ティナがねこにたべられたとおもったら、じょうおうさまのクッキーのカンのなかにいたところです。コンテストで、ゆうしょうして、りょうりちょうになったトムと、ティナがいっしょにケーキをつくれるようになって、あんしんしました。

わたしも、トムのケーキを、たべてみたいです。とてもきれいだし、おいしそうだからです。でも、ケーキをたべすぎるのはよくありません。たべすぎると、おなかがいたくなったり、こうないえんになったり、ふとったりするからです。だからわたしは、おやつをたべるのは、おかあさんが「いいよ」といったときだけにしています。

そして、ケーキは、とくべつな、おいわいのときだけたべます。おおきくなったら、トムのように、みんなに「おいしい」といってもらえるケーキをつくって、おいわいしてあげたいです。

これで、わたしのはっぴょうはおわります。ありがとうございました。

この本について

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

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カテゴリー: ブックレビュー, 生徒作品

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