- 作者名:すぎうらぎんじ
- おすすめ:小学校5~6年
- ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)
- キーワード:火おこし 研究
内容紹介
私たちの生活に欠かすことのできない「火」。火を使用する技術を手に入れることで、ヒトは生活を大きく変え、豊かにし、文化を育みました。一方、火は生命をうばう危険な力にもなります。火にまつわる歴史や、火おこしのさまざまな方法を知り、火との関わり方を学びましょう。
この本について
火は、人類の石器や土器、文字などと同様に、人間を人間たらしめた技術の一つです。技術は、私たちの生活を便利にもする一方で、危険を招くものでもあります。技術の発達に合わせて、私たちが新しい技術とどのように向き合うべきか考えなければ、より豊かな未来を形作ることはできません。火という、最も古い技術について知ることで、技術との向き合い方を学びましょう。
キャンプで、飯ごう炊さんを体験した小学5年生のK君は、火おこしに興味を持ち、研究することにしました。火おこしの歴史や方法を調べながら、実際に舞きり式の火おこし道具を作っています。実際に作ってみることが、実感のこもった理解と、新しい興味につながります。
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