【アート&サイエンス 第1回報告】『季節と祈りのクリスマスリース作り』


自然の恵みを五感で楽しみながら、ハーブや木の実など天然素材で作るクリスマスリース。
暗く寒い冬。人々は春の訪れを願い、冬でも枯れることのないヒイラギや、もみの木を「希望の緑」として家に飾りました。
今回のアート&サイエンスは、リースを作りながら、その歴史や、こめられた祈りについて学びました。

リテラの「作文ワークショップ」は、「アート&サイエンス ワークショップ」に生まれ変わりました。
「アート&サイエンス ワークショップ」は、「科学的なものの見方」と「表現する楽しさ」を同時に体験できる新しい学びの場として、様々なワークショップを開催してまいります。

クリスマスリースを作ろう!

たくさんの材料の中から、お気に入りの色や香りのものを選び、イメージを膨らませていきます。

作品紹介


◆小学5年生のM・Sさんは、今年で4回目の参加です。家族の健康を願い、風邪予防や食欲増進の効果のあるスパイスをたっぷり使いました。リースの真ん中には赤い松ぼっくりを2つ並べ、その他の材料も偶数でそろえようと工夫をしました。


◆小学3年生のT・Yさんは、聖書のクリスマスのまつわる物語をモチーフにしたリースをつくりました。物語の舞台を作るために、材料を一つ一つ吟味してデザインしていました。


◆小学4年生のK・Tさんは、大好きなピンクをたっぷり使い春の訪れの喜びを表現したリースを作りました。立体感が出るように、暖かい色合いを重ねたり、光を表現するゴールドを添える工夫をしています。


◆小学5年生のY・Mさんは、今年で4回目の参加です。これまで作ったリースは、お家で並べて飾ってくれているそうです。
昨年は『不思議の国のアリス』を、今年は『シンデレラ』をモチーフに作りました。
・右上の赤い飾りはシンデレラの家
・ドングリは、いじめられているシンデレラの姿
・左下の白い飾りは、魔法使いと馬車
・一番上はシンデレラ城とガラスの靴

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: ワークショップの報告

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