小学4年生のKさんは、好きな動物の新聞を書くことが決まると、すぐに「ハムスターがいい!」と張り切って取り組んでくれました。
ハムスターの表情や動きがわかりやすいようにと、たくさんのイラストを載せ、文章も読みやすいようにと、下書きを繰り返し、丁寧に清書をしてくれました。上手にハムスターを飼えるように熱心に調べてくれたKさんの『ハムスター新聞』、どうぞ、ご覧ください。
作品紹介
「ハムスター新聞」(抜粋)
小4・Kさん
はじめに
わたしが、一番すきな動物は、ハムスターです。ハムスターのことが、前からすごくきになっていたので、ハムスターの新聞を書くことにしました。わたしは、ハムスター新聞を書いて、まえより、ハムスターのことがすごくすきになってしまいました。
ハムスターの気もち
顔を洗っているときは、「いい気分だ、のんびりしよう」の気持ち。
立って鼻をくんくんしているときは、「なにかへんだぞ」という気持ち。
ひっくりかえって、キーキーとないているときは、おこっているとき。かみつくことがあるから、注意。
おなかのよこを、どこかにこすりつけているときは、「ここは、ぼくの場所だよ」といばっているとき。
食べ物とほおぶくろ
野生では、えさが手に入る時期とそうではない時期がはっきりとしています。
だから、えさがある時に、しっかりたくわえておけるように、ほおぶくろが、生まれました。ほおぶくろには、からをとったひまわりのたねが、五十こから七十こ入ります。
注意しなければいけない食べものがあります。
その食べものは、玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、ニンニク、チョコレート、アボガド、ウメ、レタス、お米、ゆでたマカロニ、きゅうこんの植物、ケーキ、おかし、わがしです。
これらは、あたえると、死んでしまいます。
ひまわりのたねや、くだものの皮やへたも、あげすぎると、ふとって、すぐ死んでしまいます。
よいハムスターのえらびかた
ハムスターをかうには、かっている人からもらうか、ペットショップで買うかです。
ハムスターをえらぶには、六つの注意点があります。
一つ目は、元気よくうごきまわっているか。
二つ目は、毛によごれがなく、つやがあるか。
三つ目は、目がきれいで、いきいきとしているか。
四つ目は、体、かお、あたまにきずがないか。
五つ目は、おしりがよごれいないか。
六つ目は、やせていないか、また、ふとりすぎていないかです。
参考にした本・サイト
- 『動物小鳥のかいかたそだてかた』(岩崎書店)
他の生徒から寄せられたコメント(一部)
- ハムスターについてよくわかりました。注意しなればならない食べもののことについては初めてしりました。(小5・Kさん)
- 私はハムスターを飼っています。ハムスターを飼えるように頑張ってください!(小5・Mさん)
- 私もハムスターの本を持っていて読んだことがあります。この新聞はハムスターのことがくわしくかかれているなと思いました。(小4・Kさん)