

あっという間に終わってしまう、冬休み。でも、暖かい部屋でじっくりと考える時間は、どの季節よりもゆっくりと流れます。
この冬は、理解や表現力・問題解決力・創造力を引き出す「ことばの力」を育みましょう。
講習の内容
対象:小1~高校生
個性も目標も、学習課題も、人それぞれ。4コママンガの記述や文章の要約、観察したことや考えたことを順序立てて説明する方法、ディスカッションや意見文の作成など、お子様の言語技術の習熟度に合わせて、個別に課題を設定します。表現が苦手なお子様だけでなく、考える力を伸ばしたい・作文をもっと得意にしたい子にもおすすめです。
また、私立受験・公立中高一貫校受検対策では、状況とご希望に合わせ、ことばの力を通して見える本質的な学力を伸ばします。
授業例
授業内容には個人の進度によって差があります。状況や目標をお聞かせ下さい。
小学1~2年生の授業例
Aさん – 楽しみながらことばの力を伸ばしたい
自分の感覚や考えを、ことばにします。目の前にあるさまざまな物事に興味がつきないこの時期、しっかりと観察し、ことばで捉えることが、これからの育っていく思考力の丈夫な根っこになります。五感を使って、楽しくことばに親しみましょう。
観察のしかたを学ぶ / 一文を作る / 接続詞になじむ / 観察したものを説明する文章を書く
小学3年生以上の授業例
B君 – 人に伝わるわかりやすい書き方を学びたい
物事をわかりやすく表現するには、伝えるための「書きことば」の練習が必要です。正しい書き方を学ぶと、作文やことばによる表現に自信がつきます。絵やマンガを使った作文や、観察したことをまとめる観察作文など、多様な課題にチャレンジしましょう。
文章の書き出しを学ぶ / 接続詞に慣れる / 「まとめる」ことばを使う / 手順を説明する文章を書く
C君 – 高いレベルの読解力と、テーマに沿った体験の記述力を身につけたい
読書には、段階があります。より深く物語を味わうためには、テーマを読み取る「分析的な読書」が必要です。また、物語の型とテーマに沿った記述の仕方を自分の体験に当てはめることで、自分の体験の意味を考える視点が生まれます。書きことばの基礎ができており、より抽象度の高いことばの世界にチャレンジしたい子におすすめです。
物語の型の理解 / テーマの理解と要約 / テーマに沿った体験の意味づけ / 体験と意見の記述
中学生以上の授業例
D君 – 論理的な思考と表現を学びたい
意見文やレポートでは、自分の意見を論理的に表現することが求められます。基本的な論理の要素と、それをわかりやすく書き表すための段落構成の立て方を学んでいきます。学校や日常生活など身近なテーマを題材に、意見文を書いてみましょう。
論理の構成要素 / 意見文の段落構成 / 論説文の要約 / 意見文の作成
受験読解・中高一貫校対策
授業内容は生徒の目標・状況を踏まえた上で、以下のテーマに沿ってデザインされます。
「受験読解」テーマ一覧
「受験読解」

中学受験の読解では、点数が安定しない、伸びない、といったお悩みをよく伺います。算数・数学のように明確な答えがないため、なぜ自分の回答が間違っているのかわからないまま、国語に対して苦手意識をもってしまう子も多くいます。学習塾で過去問を繰り返すほど苦手になっていく、そうした悪循環に陥ってしまうと、抜け出すのはなかなか大変です。リテラ言語技術教室では、「読む」とはどういうことかを根本から見つめ、一人ひとりの状況と理解に合わせた指導をします。
「中高一貫校対策」テーマ一覧

公立中高一貫校受検では、問題に対して、ただ知識や計算の結果を答えるのではなく、その答えや意見を導き出すための「過程=プロセス」を説明することが求められます。そのため、答えにいたる筋道や、意見の根拠を、ことばによって説明する力が必要不可欠です。必ず出題される400字~600字の作文でも、高い文章力が求められるのは言うまでもありません。
1.「国語分野(作文課題)」

中高一貫校受検では、与えられた文章の内容理解と、テーマと自分の体験を絡めた400~600字程度の意見文の作成が多く出題されます。出題されている文章や題材からテーマを導き出す力、それに合わせた実体験の要約、実体験がどのように自分の意見を支えているのかを示す論理性といった、総合的な文章技術が求められます。
2.「社会分野(資料分析と記述)」

この分野は、主に社会をテーマにした内容が題材とされます。問題は会話文によって構成されますので、文章読解の力はもちろんのこと、資料やグラフで示される項目や数値の「特徴」や「変化」を読み取る力が試されます。またここに、小数点や割合の計算を用い、データの価値を正しく読み取ることができることなども含まれます。そして、それにどのような意味があり、あるいは、なぜそのような変化があるのか理由を考えさせたり、受検者にどのような意見を持つかを問います。
3.「算数分野(条件整理・規則性)」

この分野は、基本的には算数の問題ですから、解釈の余地がない・答えが決まっているという点で、国語とは思考の質が異なるといえるでしょう。しかし、計算が得意なだけでは、この分野の問題は解けません。まず、課題文を読んで、問われていることを理解しなければなりません。その上で、解決に至る論理の筋道をイメージし、そこから数式という言語を組み立てていきます。こうした問題解決のための一連の流れに、言語技術で支えられる読解力と論理力は欠かすことができません。
4.「理科分野(実験の目的と方法)」

主に理科の分野における自然観察や統計データ、実験を元にした検査です。グラフ・資料の読み取りと共通する要素が多く見られますが、特に、実験の方法・その理由、実験結果に対する考察などを問う問題が多く出題されます。そのため、暗記だけができても意味がありません。「因果関係」についての理解と、その記述が必須です。「なぜ」・「どのように」を、正しい書き言葉で述べなければいけません。
講習期間とお手続き
講習期間
- 次の期間のうち、日曜日を除くご都合のよい日に自由に設定できます。同じ日に2コマ以上受講することも可能です。
- 【前期】2017年12月1日(月)~ 12月27日(水)
- 【後期】2018年1月4日(金)~ 1月31日(土)
時間
- 曜日によって異なります。詳しくは時間と空き状況をご覧ください。
- 講習日時は、お申し込みの時点で決まっていなくても構いません。調整の上、決定となります。また、空き状況によっては、ご希望の日時をお取りできないこともございます。何卒、ご了承ください。
授業時間と受講料(税込)
一般生(小1~高校生)
1コマの授業時間 | 3コマの受講料 | +追加の受講料 |
---|---|---|
90分 | 13,950円(税込) | 1コマ 4,650円(税込) |
- ※3コマ以上何コマでも設定できます。同じ日に2コマ以上受講することも可能です。
在籍生
1コマ(90分)の受講料 |
---|
3,600円(税込) |
- ※何コマでも設定できます。
お手続き
受講まで
- 受講日程と内容のご希望を、フォームやお電話にてお知らせ下さい。折り返しご連絡させていただき、日程や授業内容について決定いたします。
- 受講日程が決まり次第、授業料のお振込先をご案内いたします。ご案内後、一週間以内(初回授業日までに一週間ない場合は、初回授業日の前日まで)にお振込下さい。
- お振込をもちまして、受講が決定致します。期日内にお振込が確認できない場合、キャンセル扱いとなりますので、ご注意ください。
キャンセルと振替・返金
- ご都合により授業を欠席なさる場合、前日までにご連絡いただければ、別の日時に振替授業を設定致します。ご連絡がない場合や当日のご連絡の場合は、振替は設定できません。
- お振込いただいた授業料は、原則として返金できません。ただし、やむを得ぬ事情により受講をキャンセルされる場合は、次の金額を除き、ご指定の口座に返金いたします。
- 初回授業日より7日前までのご連絡:返金に関わる振込手数料(振込手数料はご指定の金融機関により異なります)
- 初回授業日の6日前から前日までのご連絡:お振込済金額の50% + 返金に関わる振込手数料(振込手数料はご指定の金融機関により異なります)
- 初回授業当日のご連絡 または ご連絡なし:返金できません
教室の場所
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- JR北千住駅西口より徒歩5分。千住警察署のすぐとなりです。
- お車でお越しの際には、「NAVITIME 東京都足立区千住1丁目37-2周辺の駐車場」をご覧ください。
教室内の様子
お問い合わせとお申し込み
リテラってどんな教室か知りたい、子どもに合った授業を組み立てたい……。
お申し込みの前に、ご相談を承ります。
以下の電話番号・お申し込みフォームより、お気軽にお問い合わせください。
- 【TEL】03-5284-8165
- 【メール】office@litera-arts.com
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