『自分服装予想史』(新高2 T・Nさん)


リテラでは、生徒一人ひとりの興味・関心に基づいた学びの成果を、様々な方と分かち合う場として、年に一度、『生徒作品発表会』を開催しています。

今回は、『自分服装予想史』(新高2 T・Nさん)を掲載致します。

リテラのマスコットキャラクターデザインしてしてくれた高校2年生のTさん、研究では、自らの服装史を過去・現在・そして未来について考えてみました。

その他の発表動画は、「2022年 生徒作品発表」をご覧ください。

作品について

本人の振り返り

これはどのような作品ですか?
テレビショッピングのような作品です。
どうしてこの作品をつくりたかったのですか?
好きなことを周りに伝えたかったから。
作品づくりで楽しかったことは何ですか?
いっぱいお洋服を描けたこと。
作品づくりで難しかったことは何ですか?
どこまで未来を予想するか。
作品作りを通して学んだことは何ですか?
好きなことを伝えるのは楽しいということ。
次に活かしたいことや、気をつけたいことはありますか?
聞き取りやすく話すこと、化粧をしっかりすること。
来年、研究したいことはありますか?
なぜ日本の映画広告はダサいのか。
この作品を読んでくれた人に一言
「ジョジョの奇妙な冒険」(以下「JOJO」)と「刃牙」を見てください。あとお洋服選ぶとき困ったら気軽に呼んでください。

生徒作品

『自分服装予想史』(新高2 T・Nさん)

突然ですが皆さんは、将来の自分がどんな恰好をしているのか考えたことがありますか?
私は日々、「明日は何着よう」とか「このスカートにはどんなブラウスが似合うのか」などと考え、自分好みに決めることができると写真に収めて見返したりしています。
つまり私は、筋金入りのお洋服大好きっ子なのです!

そんなファッション大好きな私は、こんなことを思いました。
「10年後のマイブームは?」
「20年、30年後のライフスタイルは?」
「環境は?」
そんなことに着目しながら考えました。

題して

どうぞ皆様私のファッション史の旅へ行ってらっしゃいませ!

まず、これを考える上で必要なことをいくつか大まかに紹介します。

痩せたことで着れる服が増えました。現在は、ショッキングピンクや赤等のはっきりした色が大好きです。
小学校低学年までは親が選んでくれてましたが、幼児期はプリンセスにあこがれていたので、フリフリのドレスやヒールのある靴を履きたがっていました。たしかに服の趣味の変化も見られますが、年々許容できるものが増えてきているような気がします。

その例としてアニメがあります。
私は小3までクレヨンしんちゃんかコナンしか観れませんでした。小3からはジャンプに出会い、「NARUTO」や「ONE PIECE」、「HUNTER×HUNTER」、「暗殺教室」などを読めるようになりました。この時はまだJOJOが怖くて観れませんでした。
「刃牙」なんて、くど過ぎて表紙を見るのも嫌でした。

中1になりJOJO5部のアニメを観た事でJOJOが大好きになりました。
そして高一、あろう事か「刃牙」も余裕で楽しめるようになり、それどころか大好きになりました。

このように年齢を増すごとに許容できるものが増えていっていることから、お洋服のジャンルも多種多様になるのではないかと考えました。

では私にはどんなものが似合うのでしょうか?
パーソナルカラー診断、骨格診断、顔診断から似合うものを見つけていきたいと思います。

調べてみたところ、パーソナルカラー診断はイエベ秋、骨格診断はストレートタイプ、顔診断はフレッシュタイプでした。
それぞれの特徴を総合したところ、オータムカラーでスラっとした印象なシンプルなものが似合うらしいです。

これをもとに四季別に、自分に似合う服装をかんがえてみました。

これは春の服装です。
イエベ秋の中でも明るめの色を選びました。
骨格に合うようにシンプルで装飾は少なめで、ピッタリサイズのものが中心です。また、日差し対策も兼ねて顔タイプに合った可愛いらしい麦わら帽子を加えました。

これは夏です。
頭から下にいくほど色が明るくなるようにしました。
小物などはシンプルに抑え、薄手のカーディガンを肩掛けする事で肩幅をカバーしました。また、眼鏡やタンクトップの柄で可愛らしさを加えました。

これは秋です。
イエベ秋に似合うアースカラーを中心に選びました。
飾りは少なめでシンプルにして、全体的に可愛らしく仕上げました。
シャツは骨格に合わせてスキッパーネックを選びました。

これは冬です。
秋の色味よりワントーン低めの色を選んで、ゆったりとした深みを出しました。
骨格に合わせてスカートは膝丈、コートはロングコートを選びました。

服装は気候に大きく左右されるのではないかと考えたので、今後の気候についても考えていきたいと思います。

気象庁ホームページから、温室効果ガス排出の影響により、気温は全国的に上昇し、約100年後の年平均気温は2~4℃上昇し、冬は今の半分以上減ります。
また、年降水量はほとんどの地域で増加し、最大20%程度の増加が見込まれ、降水量が増加する地域では強い降水の頻度や降水の日数も増えるそうです。

このように熱く湿った気候になった場合、ぴったりした服が減りるのではないかと思います。
また紫外線が年々強くなるため、みんな日常的に日傘をさすのではないかと予想しています。

また社会的環境についても考えてみました。この人生設計や環境、自分に似合った服装をもとに人生のイベントごとに未来の自分の服装を考えてみました。

これは20代から20代半ばの私の服装です。
ここでは就職活動があるので、リクルートスーツを考えてみました。
リクルートスーツなので派手さは抑えました。
また少し目に留まるように、白色のラインを入れてみました。
また縁起もいいように角が立たないという意味で角をなくしたデザインにしました。

30代には人生一番のイベント「結婚式」がある予定です。
白無垢とドレスの両方の要素が欲しかったので、紅白でこのデザインにしました。
骨格に合うようにマーメイドラインにし、襟もV字にしました。
後姿がきれいに見えるように抜き襟にしました。
また、着物を連想させるために下に行くほどフレアに広くなる長袖にしました。

30代から50代は子育ての時期です。
家事や育児中心の生活になると思うので、なるべく身軽な服装で汚れが目立たず脱ぎきしやすいものを考えました。

50代半ばからは、子供も自立し自分のために使える時間が増えてくると思います。
また、80代までは元気にしているつもりなので若い頃の様に、お洒落を沢山したいと思います。

普段着ている服がおばあちゃんでも似合うような服なので、若いころと服装はあまり変わらないのではないかと思います。
ちなみに私は禿家系ではないので、髪が薄くなることは無いと考えています。
体型は代謝が落ちるので、少しぽっちゃりする予定です。

100歳の服装を予想する前に、ここで私なりのファッションの役割についてお伝えしたいと思います。
まずファッションは心を揺さぶるものであると思います。

例えば、今の50代、60代の人がたまたま若い子が80年代風のファッションをしているのを見かけた時、懐かしさや共感をお覚え好印象を抱くでしょう。
反対に、今の流行を大事にする若者や80年代にいい思い出がない人たちは、反感をおぼえ悪印象を抱くかもしれません。
人は見た目が9割というくらいです。
見た目が気に食わなかったら、自分に興味すら持ってもらえないかもしれません。

このように服装は人の心を揺さぶるものなのです。
そして、ファッションはコミュニケーションツールとしても大きな役割を担っています。

例えば、私は初対面の人と話すときファーストコンタクトとして相手のネクタイや時計、アクセサリーを褒めることがあります。
そこから広がる会話も多いのですごく助かっています。
また、ファッションは内面を表すものでもあると思います。

これは私の経験上からの勝手な解釈なのですが、地味間格好なのに小物使いが上手でかわいい人は、知的で話が面白い人が多いとか、派手なのに綺麗にまとまってる人は見た目に反して繊細で真面目な人が多いというように感じます。

このようにファッションが人の心を揺さぶり、コミュニケーションとなり、内面を映し出すものになるのなら反対にファッション次第で、相手に見せたい自分になることが出来るのではないでしょうか。

では、私は100歳になったとき、どんな人間に見られたいのでしょうか?
私は、おおらかでニコニコしていてやさしいおばあちゃん、でもちょっと毒があるそんな誰からも愛されるような100歳になりたいです。
そんな100歳の私のお洋服はこちらです。

80代からは生活のしやすさに重点を置きました。
寝たきりになったとき、脱着させやすいようにじんべいタイプの着物にして帯に見立てた腹巻を着用させました。
介助者の事を考えた優しい設計です。

また、足元が冷えないように厚手の靴下をはき、腰を曲げなくても履けるような靴を選びました。
ちなみに着物は裏が白のリバーシブルタイプになっていて、そのまま死に装束になります。

私はこの研究をして、自分にもファッションにも無限の可能性を感じました。
無限すぎてやってて「これ終わるのか?」と思ったほどでです。

皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
タマエファッションタイムトラベルはまもなくご帰還とさせていただきます。

皆さんも気が向いたら、マイファッションタイムトラベル、いかがでしょうか?
これで研究を終わります。

参考文献— (書籍へのリンクはAmazonのアフィリエイトリンクです)

  • 【骨格診断】骨格ストレートに似合う服や特徴を紹介!体型に合ったおしゃれが叶うアイテム別コーデ22選 https://drobe.jp/posts/136
  • 【診断付き】イエベ秋に似合う色や特徴を紹介!パーソナルカラーオータムの季節別コーデ19選  https://drobe.jp/posts/129
  • 国土交通省気象庁 https://www.jma.go.jp/jma/index.html
  • AI顔タイプの診断 Who AI(フーアイ)とは?https://www.lettuce.co.jp/feature/whoai_pass/index
この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: 生徒作品

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