【夏の特別授業】タデアイの生葉染め


リテラでは、体験をことばにする取り組みの一環として、観察や実験を行っています。2018年夏休み特別授業は、タデアイの葉を使った生葉染め、たたき染めでした。

今回は、五感を使ったタデアイの観察と、染め物の原理を学びながら、タデアイの葉っぱで絹を染めて、くるみボタンを作りました。授業の内容の一部をご紹介します。

授業のようす



タデアイの葉や茎、花を観察した後、それぞれミキサーにかけ絞り汁に絹をつけます


緑の絞り汁から絹を出して水で洗うと鮮やかな水色に!



空気と水と太陽の光の力でさらに藍色が鮮やかになります。葉っぱの形が可愛らしいたたき染めも一緒に外で乾かしました


乾いた布をくるみボタンにして完成です!バッジや髪ゴムにしました

■感想■

小5 M・Sさん
はじめて藍染をしました。思っていたよりも大変でしたが、色がついたときはうれしかったです。もっと大きな物を藍染してみたいです。

小6 S・Sさん
緑色の葉をミキサーでどろどろにして、布を入れ、しばらくつけて後に、石けんで洗うと青色に変わったのでおどろきました。水色と青色は夏らしい色でいいなと思いました。

小4 M・Nさん
藍染の布でつくったくるみボタンはいろいろなことに使えます。わたしは、お人形の首かざりにしたり、お出かけの時のかみかざりに使いたいです。

小3 R・Tさん
いちばん好きな色は枝染めでした。うすい色できれいだなと思いました。家でも材料をあつめて作ってみたくなりました。

小3 K・Mくん
はじめはきれいにそまるか、きんちょうしたけれど、作りおわったら気持ちがよかったです。水色のバッジがいい色でした。また作りたいです。

小5 M・Iさん
緑の葉っぱから、あざやかな青色に染まるのもおどろきました。また、同じ植物の茎と葉で色の濃さが変わることにおどろきました。染めて布をボタンして、ゴムをとおしたので使ってみたいです。

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

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