教室名変更のお知らせ


この度、「リテラ言語技術教室」という教室名を、「リテラ」に改称することとしました。
Webサイトやその他の媒体では、「リテラ」の理念をわかりやすく伝えるため、

  • リテラ 「考える」国語の教室

と表記いたします(順次表記が切り替わります)。

改称にあたり、指導方針や指導内容が変わることは一切ありません。
これまで通り、一人ひとりに寄り添う「リテラ」であり続けます。

改称の経緯について記します。

設立当初より、教室では、日々の実践を「◯◯メソッド」「◯◯式」などと呼ぶのを避けてきました。
それは、教育には、より普遍的な、教育学や心理学の土台があるべきだという思いとともに、一人ひとりの生徒の個性と成長を、「◯◯式」といった枠に収めるべきではないという気持ちからでした。
「言語技術教室」という名にも、「国語」「作文」という枠を越え、言葉の関わる領域全般にアプローチしようという理念をこめました。

しかし、目の前にいる生徒の感じていること・心の成長・表現への姿勢・未来への眼差しに寄り添い、ともに考えるとき、その営みは、「言語技術」という言葉でもくくりきれないものであると感じます。
それをどのような名で表せばよいのか、もどかしく感じることが多くありました。

会社化に伴い、新たな教室名を考えることになったのですが、どのような言葉でも、一人ひとりの生徒との間に生まれるそうした瞬間を捉えることができません。
さまざまに考え抜いた結果、言葉にできないものを「リテラ」という名前に託し、学びの中核となる「考える」という営みと、教育制度上の現実的な要請である「国語」という言葉を添えて、

  • リテラ 「考える」国語の教室

とすることに決めました。

教育の在り方は、社会や考え方の変化によって変わっていきます。
しかしながら、人と人が織りなす教育の根底に流れている、言葉に還元できない一瞬の価値は、変わることはありません。
目の前の生徒のために、なにができるのだろう。
リテラでは、今後も、皆様とともに考え続けていきたいと思います。

今後とも、リテラを、どうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: 日々のお知らせ

リテラ言語技術教室について

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