【ブックレビュー】『とびきりすてきなクリスマス』(キングマン)

とびきりすてきなクリスマス

内容紹介

クリスマスが近づいているのに、セッパラ家は心から楽しめません。長男・マッティの乗った船の行方がわからなくなってしまったのです。そんなとき、10人の兄弟姉妹の中で、ちょうど真ん中のエルッキは、家族を喜ばせようと、秘密のプレゼントを準備します……。

ブックトークのヒント

読む前に話し合いたいこと

  • あなたは、だれかにプレゼントをしたことはありますか? いつ、だれに、どんなプレゼントをしましたか。 どんなことを考えてプレゼントを用意しましたか?

読んだ後に話し合いたいこと

  • 物語の結末で、エルッキは、どうして「とびきりすてきなクリスマス」だと、思ったのでしょうか。話し合ってみましょう。
  • この本の家族のクリスマスの過ごし方と、あなたの家族のクリスマスの過ごし方に、同じところやちがうところはありましたか。気がついたことはあったら、話し合ってみましょう。

この本について

キーワード:クリスマス 家族 

アメリカ東海岸に面したマサチューセッツ州の小さな村に住む、ある家族の物語。つつましくも、心豊かに暮らす大家族に、不安な知らせ届きます。そんな中、家族を喜ばせようとクリスマスの準備に奔走するエルッキの健気な姿に、胸が打たれます。家族の愛情のつまった、心あたたまる一冊です。

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: ブックレビュー

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