【ブックレビュー】『クリスマス・クリスマス』(角野栄子)

クリスマス・クリスマス (たくさんのふしぎ傑作集)

内容紹介

世界中の子どもたちが楽しみにするクリスマス。しかし、クリスマスっていったい何のお祭りなのでしょう? サンタクロースってもともとどんな人なんでしょう? クリスマスの夜には、どうしてツリーをかざるのでしょう? ヨーロッパのクリスマスは、日本のものとどうちがうのでしょう? 『魔女の宅急便』で親しまれる児童文学者・角野栄子さんが、クリスマスのさまざまな「なぜ?」をめぐる旅に出ます。

ブックトークのヒント

読む前に話し合いたいこと

@Albärt from als

@Albärt from als

  • 上の写真を見てください。これは、ドイツのクリスマスの様子です。サンタクロース(写真右)のとなりに、ふしぎな人がいますね。いったい何者でしょうか?

読んだ後に話し合いたいこと

  • クリスマスにツリーをかざる理由は、わかったでしょうか?
  • クリスマスについて、初めて知ったこと、おどろいたことがあったら、家族や友だちと話し合ってみましょう。

この本について

キーワード:クリスマス 

クリスマスの起源やヨーロッパやアメリカのクリスマスの様子について、子どもにわかりやすく説明する本なら、この本がおすすめ。クリスマスの元となったヨーロッパの春を願う祭りや、クリスマスがキリストの誕生日とされるようになったいきさつ、サンタクロースのモデルなど、大好きなクリスマスについて、知的好奇心を満たす喜びがつまっています。

リテラでも、2012年に、サンタクロースをテーマにした文化教養講座を開催しました。その時のレポートは、千住アートメチエ文化教養講座『サンタクロースの民俗誌』をご覧ください。

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: ブックレビュー

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