生徒作品を展示しています

sakuhin

教室では、生徒たちがお互いの作文を自由に読めるように、作品を一冊ずつきれいに装丁して作品スペースに展示しています。

上の写真は、夏休みに取り組んだ読書感想文の展示です。

子どもたちは、授業の前や読書の時間に、他の本と同じように作品を手に取り、自由に読むことができます。自分が本を読んだ時の感想と読書感想文とを比較しながら感想を話してくれる生徒や、興味にあった本の感想文を読み、実際に本を借りていく生徒もいます。また、クラスで作品を読み合うなど、作品を通じて新たなコミュニケーションが生まれています。

自分の書いたものが展示されたり、それについて話し合われることで、子どもたちは自分や講師以外の読者の視点を想定した文章が書けるようになります。

「綺麗な字で間違えがないように書こう」
「わかりやすく、詳しく書こう」
「面白い内容にしたい」

作品が他者の目に触れることで、こうした書き言葉を使うために重要な視点を得ることができます。

今後も、子どもたちの書く意欲を高め、新しいテーマへ挑戦するきっかけを与えられるよう、多くの人に読んでもらえる作品発表の機会を設けていきます。

この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

カテゴリー: その他の活動

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