【体験を、ことばに】ハロウィンのミニカボチャランタンを作ろう!

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リテラでは、体験と言葉を結びつけるための様々なワークショップを開催しております。教室に通っていないお子様も参加できます。ぜひ、お友達と一緒にご参加ください。

10月26日(日)と27日(月)のワークショップは、『ハロウィンのミニカボチャランタンを作ろう!』です。実際にハロウィン用のカボチャをくりぬいて、小さなランタンを作り、その手順の説明や、作品紹介の仕方を学びます。作文や日記、理科や社会科のレポートまとめが苦手というお子様にピッタリのワークショップです。ハロウィンをテーマにした読み聞かせもあります♪

当日の流れ

  1. ワークショップのガイダンス
  2. ハロウィンにまつわる絵本の読み聞かせ
  3. ミニカボチャランタン作りの手順を確認
  4. ランタン作りスタート!
  5. 手順を作文にまとめる
  6. 作文の発表会

絵本で学ぶハロウィーン

ハロウィーンは、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。現在は、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする行事になっています。

そんなハロウィーンの楽しみ方を子どもたちに教えてくれる絵本『ハロウィーンってなぁに?』には、ハローウィーンの起源や、ランタンの作り方、おばけに変身する方法が、描かれています。

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絵本の中で、主人公の魔女の女の子がおばあちゃんに作り方を教えてもらったように、子どもたちもランタン作りにチャレンジしてもらいました。

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作文で伝えるランタン作り

楽しくランタンを作るだけではなく、その楽しさを伝えられるようになってもらいたい。絵本のおばあちゃんのように、家族や友だちに作り方を教えられるようになるのが、今回のワークショップに醍醐味です。「まず」「次に」「さいごに」など、内容に順序をつけて並べる接続詞の使い方を学び、誰にでもわかりやすいように、作り方の手順を作文にまとめてもらいます。

手順を理解することは、あらゆる取り組みの基本であり、とても大切です。なぜなら、手順を意識することは、目的に向かうための過程を作り出すからです。そして、こうしたものづくりの体験を言葉によってとらえなおすことによって、自らの取り組みの結果と過程をよりよく理解できます。

昨年、カボチャランタン作りに取り組んだ生徒さんたちは、次のように紹介しました。

『かぼちゃのランタンを作った』 小学3年生 kさん

十月二十七日、リテラで、わたしは、かぼちゃのランタンを作りました。
わたしのえらんだかぼちゃは、まるで、スイカのようなもようが入った緑色です。
まずはじめに、かぼちゃに目、はな、口を書きました。
次に、ナイフでかぼちゃのあたまを切り取ります。
そして、スプーンで中身をくりぬきました。
それから、目、はな、口をくりぬきました。
さいごに、ろうそくを入れて火をともしたら完成です。
わたしのかぼちゃランタンは、かわいくて、目は三角で、はなは丸いです。口はにっこりしていて、きばが、二本はえています。
わたしは、このランタンを家ぞくに見せて自分の部屋にかざっておきたいです。

『かぼちゃランタンの作り方』 小学2年生 Hさん

十月二十五日、リテラで、わたしは、かぼちゃランタンをつくりました。
わたしが、えらんだかぼちゃは、色がきみどりいろで、スイカにいていて、みどり色の線がはいっていました。形は、おにぎりに、にていました。
これから、作り方をせつめいします。
まずはじめに、顔を紙にかきました。
つぎに、かぼちゃにきりとり線をかきました。
そして、ナイフで、かぼちゃの頭をきりとりました。
それから、スプーンをつかって、かぼちゃの中身をくりぬきました。
その後、ナイフで、目とはなと、口をくりぬきました。
さらに、くりぬいたあなを、ナイフとスプーンをつかってきれいにととのえました。
さいごに、ろうそくを、かぼちゃの中にいれて、火をともしました。
わたしのかぼちゃランタンは、かわいい顔です。目は、とろりとねむそうで、はなは、ダイアモンドの形をしていて、口は、にっこりわらっています。わたしは、このランタンを、自分にへやにかざりたいです。

ワークショップ詳細

日時
2014年10月26日(日) 10:00~12:00 定員に達しました
2014年10月26日(日) 14:00~16:00 定員に達しました
2014年10月27日(月) 17:00~19:00 定員に達しました

場所
リテラ(教室の場所
対象
小学2年生以上
定員
5名程度(先着順・定員になり次第受付終了)
参加費
¥3,500(材料費500円込)一人ひとりに合わせて、作文指導のプロがアドバイス致します。

お申込みフォーム

参加をご希望の方は、次のお申し込みフォームにてご連絡ください。

  • イベントお申し込みフォーム お申し込みは終了いたしました
  • メール(office△litera-arts.com △を@に替えてご利用ください)か、お電話(03-5284-8165)でも承ります。
この記事を書いた人: リテラ「考える」国語の教室

東京北千住の小さな作文教室です。「すべて子どもたちが、それぞれの人生の物語を生きていく力を身につけてほしい」と願いながら、「読む・書く・考える・対話する」力を育む独自の授業を、一人ひとりに合わせてデザインしています。

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