ブックレビュー

講師や生徒のおすすめ本の紹介です。読書感想文にもおすすめです。

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ブックレビュー一覧

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ボタンちゃん』 [成長][優しさ][ものを大切にする心][愛情][2016年読書感想文]
[お] 小川洋子 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)

アンナちゃんの服からはずれたボタンちゃんは、転がっていった先で、アンナちゃんが昔使っていたガラガラやよだれかけと出会います。みんな、アンナちゃんの成長を見守っていたものばかり。でも、最近は、アンナちゃんに忘れられてしまったと泣いています。

ひみつのきもちぎんこう』 [優しさ][人とのつながり][勇気][成長][2016年読書感想文]
[ふ] ふじもとみさと 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)

ある日、ゆうたに、ふしぎな手紙がとどきます。かかれていた場所に行ってみると、そこにあったのは、「きもちぎんこう」。ゆうたの通帳は、本当の気持ちとちがうことをしてしまった時に入ってくる「うそきもち」の黒いコインでいっぱいでした。

アリとくらすむし』 [2016年読書感想文][昆虫][自然][人とのつながり][生命][共生]
[し] 島田たく 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:ノンフィクション(自然・科学)

アリと、他の生きものとの関わり合いが、迫力のある写真とともに描かれています。大人でも初めて知る驚きがあり、知的好奇心をくすぐられる一冊です。

みずたまのたび』 [2016年読書感想文][ものを大切にする心][][暮らし][自然]
[く] アンヌ・クロザ 対象の目安:小学校1~2年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)

小さなみずたまが、おひさまのおかげで、そらにまいあがり、たびにでかけます。雲になり、雪になり、花びらの上でしずくとなり、土の中へ。やがて川から、海のそこふかくへ。かたちをかえて、地球をめぐる、みずたまのぼうけんの物語が、美しいイラストとともに描かれます。

さかさ町』 [2016年読書感想文][暮らし][想像力][発見][新しい体験]
[あ] F .エマーソン・アンドリュース 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:物語(ファンタジー・空想的・SF)

リッキーとアンの兄妹は、汽車の旅の途中、「さかさ町」という、不思議な町に泊まることになります。「さかさ町」では、あらゆるものがすべてさかさま。でも、さかさまには、さかさまなりのよいところがたくさんあります。たくさんの驚きとともに、私たちの常識について考えさせられる一冊です。

木のすきなケイトさん』 [2016年読書感想文][自然][農業][学び][好きという気持ち][夢をあきらめない][人の役に立つ]
[ほ] H.ジョゼフ・ホプキンズ 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:伝記・人物

ケイトは、森の中で過ごすことが何よりも好きな女の子。世界中の木について勉強し、当時はまだめずらしかった女性の科学者になります。けれど、おとなになって暮らすことになったのは、木のない砂漠の町でした。ケイトさんは、この町を、どのように変えていくのでしょうか。実在の人物がモデルになった絵本です。

二日月』 [2016年読書感想文][信じる心][家族][愛情][成長]
[い] いとうみく 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:物語(現実的)

小学四年生の杏に、妹ができます。でも、妹の芽生の体は、ずっと小さいまま。生き続けることができるかどうかも、わからないというのです。退院した後も続く気の抜けない日々、杏は、戸惑いながら、その現実を受け入れていきます。

コロッケ先生の情熱! 古紙リサイクル授業』 [2016年読書感想文][仲間][家族][ものを大切にする心][人とのつながり][人の役に立つ][暮らし][仕事への誇り][情熱]
[な] 中村文人 対象の目安:小学校3~4年 ジャンル:伝記・人物

古紙再生会社を営む「コロッケ先生」こと小六信和さんは、小学校や中学校で古紙リサイクルの授業を行っています。なぜ、コロッケ先生は再生紙の授業をはじめたのか? コロッケ先生の生い立ち、そして、日本の古紙再生の歴史から、物と人を大切にする心を学びましょう。

ワンダー』 [2016年読書感想文][人とのつながり][仲間][個性][優しさ][友情][家族][愛情][成長]
[ぱ] R・J・パラシオ 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:物語(現実的)

遺伝子の異常のため、人と違う容姿を持つオーガスト。十歳になり、初めて学校に通うことになります。そこで直面する偏見と好奇の目、そして、人の優しさと、結ばれていくきずな。オーガストは、家族の愛情とクラスメイトとの友情に支えられ、傷つきながらも、強くなっていきます。

茶畑のジャヤ』 [2016年読書感想文][人とのつながり][共生][差別][平等][想像力][戦争][暮らし]
[な] 中川なをみ 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:物語(現実的)

勉強ができるためにクラスから孤立してしまった周は、学校を休んで、おじいちゃんが仕事をしているスリランカへ行くことになります。周はスリランカで、様々な人々に出会い、日本では思いもよらなかった暮らしや景色、そして、国の悲しい歴史を知ります。

ここで土になる』 [2016年読書感想文][家族][暮らし][生き方][伝統][故郷][「みんな」と「じぶん」][大切な場所]
[お] 大西暢夫 対象の目安:小学校5~6年 ジャンル:ノンフィクション(社会)

熊本県の五木村に、尾形さん夫婦は、たった二人で住んでいます。ダムを作る計画が始まり、村のほかの人々は、先祖代々住み続けた村を離れることにしたのです。昔から村を見守り続けてきた「田口の大イチョウ」も枝を払われ、根を切られ、移動されることになりました。ところが、ある日、ダムの計画が中止になります。すっかり変わってしまった集落に、尾形さん夫婦は、今も住み続けています。

生きる: 劉連仁の物語』 [2016年読書感想文][仲間][勇気][友情][家族][生き方][故郷][戦争]
[も] 森越智子 対象の目安:中学生 ジャンル:伝記・人物

1958年、北海道の森で、穴の中から一人の男が見つかりました。その男は、劉連仁。中国から日本軍に連れ去られ、北海道の炭鉱から逃げ出して以来、実に13年もの間、厳しい自然の中を生き延びてきたのでした。劉連仁さんに何があったのか、彼が奪われたものは何だったのか、そして、生きる力はどこから生まれたのか。人が「生きる」とはどういうことなのかを、もう一度考えなおす機会となる一冊です。

ABC!曙第二中学校放送部』 [2016年読書感想文][「みんな」と「じぶん」][人とのつながり][仲間][友情][生き方]
[い] 市川朔久子 対象の目安:中学生 ジャンル:物語(現実的)

アナウンスの経験もほとんどない本庄みさとと、機材ばかりいじくっている古場和人。二人しかいない放送部に、新しい顧問の先生と、新しいメンバーが加わります。アナウンスの実力がありながら、頑なにマイクの前に座ろうとしない転校生・葉月の指導の元、放送コンクールに向け、本格的な練習と作品づくりがはじまりますが……。

白いイルカの浜辺』 [2016年読書感想文][人とのつながり][仲間][友情][信じる心][大切な場所][家族][成長][自然]
[る] ジル・ルイス 対象の目安:中学生 ジャンル:物語(現実的)

イギリスのコーンウォール地方にある港町に住む女の子・カラは、一年前遠い海で行方不明になった母の帰りを信じ、貧しさやいじめといったつらい日々に耐えていました。ある日、カラは、浅瀬に打ち上げられたイルカの子どもを見つけます。イルカを助けたいというカラの思いは、体が不自由な転校生・フィリクスや町の人々を巻き込み、海を守る運動へとつながっていきます。

タスキメシ』 [2016年読書感想文][「みんな」と「じぶん」][人とのつながり][仲間][勇気][友情][夢をあきらめない][家族][情熱][生き方][料理][スポーツ]
[ぬ] 額賀澪 対象の目安:高校生・一般 ジャンル:物語(現実的)

膝に怪我(剥離骨折)を負ってから、陸上で長距離走を続けるかどうか、煮え切らない日々を送っていた眞家早馬。彼は、料理研究部の井坂都から、料理を習い始めます。次第に料理に熱中していく早馬でしたが、同じく長距離選手の弟・春馬は、そんな兄を受け入れることができません。陸上から遠ざかろうとする早馬を中心に、さまざまな人物の思いが交錯していきます。

ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯』 [2016年読書感想文][仕事への誇り][勇気][夢をあきらめない][大切な場所][学び][差別][平等][情熱][想像力]
[ね] ヴォーンダ・ミショー・ネルソン 対象の目安:高校生・一般 ジャンル:伝記・人物

1930年代の終わり、ルイス・ミショーは、アフリカ系アメリカ人の多く暮らす街「ハーレム」で、「黒人のために黒人が書いた」本を売るための書店を開きます。人種差別意識の色濃く残る時代、黒人が自分たちのことを知ってこそ初めて自立できるという思いがあったからでした。彼の人生、そして時代のうねりが、つなぎ合わされた様々な資料や人々のインタビューから浮かび上がります。

シンドラーに救われた少年』 [2016年読書感想文][勇気][宗教][家族][差別][戦争][歴史]
[れ] レオン・レイソン 対象の目安:高校生・一般 ジャンル:伝記・人物

ポーランドの東にあるナフレカ村で、慎ましく穏やかに暮らしていたレイブ少年の一家の運命は、1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻によって激変します。レイブ少年は、家族と別れ、収容施設で強制労働に従事しながら、死と隣り合わせの少年時代を過ごします。その時、迫害されるユダヤ人たち1300人もの命を救ったのが、オスカー・シンドラーでした。