読書感想文 作品が出来上がるまで

513aK4dFoVL._SL500_AA300_毎年、夏休みに必ず宿題になるのが、読書感想文。
教室に通っている生徒さんのなかには、夏休み前から準備をし、完成させてしまう子もいます。
四年生のIさん・Yさんも、読書感想文をの準備を、早くから始めてくれました。

今回は、作品が出来上がるまでのプロセスと、作品の一部をご紹介します。
読書感想文でお困りのみなさん、保護者様、是非参考にしてください。

今年度の読書感想文 本の紹介と考えるポイントは、次のページをご覧ください。

書き始めの準備

本と映画で物語の世界を広げる

Iさん・Yさんはお母様といっしょに本を選んでくれました。Iさんが読んだのは、乙武洋匡さんの著書、『オトタケ先生の三つの授業』。Yさんが読んだのは『だいじょうぶ三組』です。そして、今年の春、上映された『だいじょうぶ3組』をご家族で観に行ってくれました。二人とも、乙武先生が教壇に立つ姿をみて驚いたこと、感動したことも読書感想文に書いてくれました。

テーマを決めよう

「乙武先生がみんなに伝えたかったことはなにかな?」

まずは、読書感想文で自分がいちばん伝えたいこと「テーマ」を決めていきます。

今回は、二人とも同じ乙武洋匡さんの著書ということで、「乙武先生が、この本を誰に読んで欲しいと思ってかいたのか」、「何を伝えたかったのか」ということを話し合いました。この「テーマ」は、子どもたちが物語と自分の経験と照らし合わせながら、話し合っていくことが重要です。Iさんは、「障害がある人、ない人も助けあって夢を叶えていこう」というテーマに、Yさんは、「先生と生徒、障害のある人とない人、垣根をなくしていきたい」というテーマに決めてくれました。

本との対話

もう一度、本を読む

自分が書きたい読書感想文のテーマが決まったら、もう一度本を読んでみましょう。作文の中で使いたい、セリフやエピソードを確認するとともに、作者の考えと自分の考えの、同じところや違うところを整理していきます。

作文を書き始めよう

誰に読書感想文を読んでもらいたい?

面白くてわかりやすい読書感想文を書くときのコツは、「誰に読んでもらいたいか?」「感想文を読んでどんな気持ちになってもらいたいか?」を、考えて決めることです。Iさんは、学校のお友だちと、乙武先生に宛てて書くことにしました。誰でも夢を追いかけていいんだよという励ましのメッセージと、そのことを教えてくれた乙武先生への感謝のメッセージが込められています。Yさんは、日本中の学校の先生に読んで貰いたいと話していました。日本中の学校が、乙武先生のクラスのように、勉強も遊びも楽しいものになって欲しいという願いが込められています。

作品紹介

あらすじ

『五体不満足』の乙武洋匡さんが、先生として小学校で実際に行った授業をもとに書かてた三つの物語です。「夢」「障害」「命」がテーマになった授業は、子どもたちの考える力を呼び起こし、生きる力を与えてくれます。

考えるポイント

「夢」「障害」「命」どれも大切なテーマです。三つの物語で一番、心に残ったもの、感心をもったテーマに考えて書いてみましょう。

『オトタケ先生の三つの授業』を読んで
四年生 Iさん

※一部抜粋

どんな人も、夢をかなえるためには、たくさんの人の助けが必要です。だから、夢をかなえるのに、障害者でも、障害者でなくても関係ありません。障害を持った人も、えんりょしないで、自分の夢を追いかければいいと思います。そして、みんなで助け合えばいいと思います。

私は、この本を読んで、オトタケ先生から「障害がある人も、ない人も、みんなに助けてもらいながら、夢を追いかければ、かならずかなえられる」と、いうことを教わりました。オトタケ先生、世界で一つだけの授業をしてくれて、ありがとうございました。

あらすじ

『五体不満足』の乙武洋匡さんが、3年間小学校の教壇に立った経験をもとに書いた物語。「フツーって何だろう」「一番を目指す意味って?」、28人の個性的な子どもたちと赤尾先生は、幾つもの“事件”を通して、大切なことに気づいていきます。

考えるポイント

この本を読むと、当たり前だと思っていた学校生活のさまざまなことに、もう一度目を向けることができるはずです。一人で考えるのではなく、家族や友人、学校の先生と、本を読んでの感想を話あってみましょう。

『だいじょうぶ3組』を読んで
四年生 Yちゃん

※一部抜粋

私は、赤尾先生の授業は、生徒の心に一生残ると思います。なぜなら、赤尾先生にしかできない、特別な授業だったからです。赤尾先生に手足がないことで、生徒たちは自然と助け合うことを学びました。生徒たちは、将来、差別をしない、やさしい大人になると思います。そして、仕事や生活で学んだことを役立てて、みんなから尊敬されると思います。

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カテゴリー: 読書感想文

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